2012/07/07

『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st リマスター版』(2012)

『魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1stリマスター版』を観ました。(2012/07/07 at ユナイテッド・シネマズ豊洲8番スクリーン)


スクリーンではリマスター前のものまで含めて初見だったのでDVDは持っているもののこの機会に鑑賞。
いよいよ来週から2ndA's公開と言うことで。


正直、劇場公開時にはテレビ版含めて興味がまったくなかったのだけれど、「魔法少女まどか☆マギカ」のテレビ放送時に予習として観ておいた方が良いかと思いテレビ版の出来の良さににはまった口なので完全に後発だったから今回みたいな機会があって良かった。


さて、リマスターに当たってどこをどういじったのかはわかりません。
ただ、なのはパートはほぼ覚えていたのに対し、フェイトパート、特にプレシアの一連の回想のくだりははたしてこんなシーンあったっけ?クラスのど忘れ度。
まあ新鮮に楽しめたのだけれど、あそこらへんもう少し切ったほうがいいんじゃないかとは思った。(けして忘れてた言い訳じゃないきっと。)
けどあそこを切るとフェイト側に感情移入出来なくなってしまうのだけれどね。(笑)

さあてここからは毎度同じになってるかもしれないが、この作品の魅力はオーソドックスであること。
劇伴にしても構成にしてもかなりオーソドックスなんだよな。話をひとつひとつ積み上げて作り上げる。
それはある意味テレビ版の総集編的なものでもある本作でも同様で、故に逆に総集編っぽさがあまりない。
そりゃあ突っ込みどころも多々あるが、ちゃんと作り込んだ上で、はい!戦闘!となるので、感情移入とかリズムの取り方とか入りやすいんだよね。

故に前述のようにここは切ってもいいんじゃないかと思うところもあれど、だからといってダラダラしたところはないんだよな。


さあて、そんなこんなで来週からとうとうシリーズで一番好きなA'sの劇場版が始まるぞということで楽しみです。