「暦物語」を読了。
〈物語〉シリーズファイナルシーズン2作めは、暦の名の通り吸血鬼と出会ってからの1年を12のキャラクターを交えて描く12ヵ月の短編集。
道を枕詞にして展開していくこのほぼ会話劇は、各エピソードの閑話であり、それでいてひとつの物語として徐々に形を為していく。
まあ真骨頂というか相変わらずのことなのだが。
そして暦の物語は最後に向けて突き進んでいく。
しかしまさかの!
どうなるんだこれ?
「な〜〜んだか、私の脳味噌小包にして送ってあげるのが一番早そうね。」