「マジェスティックプリンス」とキャラの見分けがつかなくなってきた。(本末転倒)
それ以前に、年齢の描き分けが曖昧なのか、あまり年代が離れていない事を意図してるのか、たぶん新旧パイロットが入り乱れての話になっているのが余計に状況を混乱させる。
ただこの作品の場合それがいい。
見分けをつけていくことを含めて作品世界に入り込んでいくのはちょうど良いかも。
判ること半分判らないこと半分。
年寄りの昔話になるが、昔は映画を観に行くとき映画のタイムテーブルをまったく気にしていなかった。
どんな作品であるかも気にしていなかった。
ただ映画館に行って、途中だろうがなんだろうが席に座って見始めて、次の回の見始めたところまで観て帰る。
それが普通だった。
そういう見方でも話は理解できるし、そりゃ構成や演出意図とは違った解釈になることもあるが、それでもそこに好きにならずにいられないものがあれば私はそれを楽しみたい。
なにかそんなことを思い出させてくれた。
とりあえず、いやらしいくらいの相手との邂逅を未だに続け、わかりあえないまま亡びようとしている人類という状況とそれでも努力し続けてきた結果が今であることは伝わった。
力はいっていたなあ。