全体的なストーリーラインとしては良いと思うのだけれど、ディテールは今回ちょっと残念だったかな。
丁寧に描くことも力業で押し切ることも出来ずに中途半端になってしまった感じ。
これは描いている題材のシュールさが足を引っ張ってるような気がする。
何せ戦史として存在するミッドウェーというものとこの作品をどこまで被せてみるべきかがいまだに掴めない上に見た目のシュールさがだいぶなれてきたとはいえ油断すると現実に引き戻しにかかる。
そんな気が散りがちな状態で今のテンポは厳しいと思う。
敵機と比べて機動性に勝る赤城や加賀の艦載機を惜しげもなく使った特訓なんていうチートなことをしてようやくて改二になったのに見た目あまり変わらない吹雪とかは好きなんだが。
ってカラーリングからして練習機だよなあれは。たぶん。
あと夕立もそうだったが実戦より訓練の方が練度が上がるのか?
無謀な実戦よりはましか。