2015/09/19
「アイドルマスターシンデレラガールズ」23話
卯月が選んだ前に進むための一歩は、養成所に戻り皆に追いつくために頑張ること。
魔法の解けたシンデレラには、キラキラしたお姫様たち、否、王子様のキラキラは別世界。
自分が惨めになるだけのみたくない世界。
そんな王子様とキラキラな世界から逃げ出しただけだった。
以前の未央との違いはその気持を皆に知られたくない、自分も知りたくないということを自覚さえしていないということかな。レッスンさえ続けていればいつかお姫様になれると信じていた頃に戻りたいというだけだった。
そんな状況からもようやく心情を吐露した卯月。
そこに至る過程も未央の時から成長を感じるシーンがいろいろと。
凛も未央も他のシンデレラたちも特にその特性が故に自分たちが前に進むことにせいいっぱいいで卯月のことを気づく余裕なんてなかったんだな。
今回、杏だけは卯月の件に関して一切コメントしていないんだよな。
彼女は気づいていたのかな。けど答えは見えていないのか。
美城常務は少しづつ、オフィスから現場に出向くようにはなったけれど、今回の件を目撃し、Pに対処するように迫る。
けれども彼女も毎回徐々には成長している。否試行錯誤か。
しかしこのままいくと美城常務、Pと婚約発表でこの物語終了でもおかしくないくらいの勢いだ。
もっとも、そんなことがあれば、今度曇るのは凛になってしまうか。(笑)
魔法は解けたまま、このシリーズで初めて時計の針が進まなかった回。
そういえば卯月にとって養成所は時の止まった場所の象徴だったな。
彼女にとっての12時の壁、次回真の一歩を踏み出すことが出来るのか?