光の持つ空気と言葉の弾ける音が特徴的なんだな、と改めて思った。
もっと言えば、絵は音の添え物かもしれない。
昔、夜も明けきらないうちに家を出て、長距離電車で通っていた時のことを思い出した。
やはり光と影の支配する長い時間をいろいろいつまでもいつまでも妄想して、何かそんなことを思い出す。
何故そんな遅い時間に待ち合わせるとか、何故いつか送ることをやめてしまったとか、いろいろあるけれど、それもその時の精一杯だったのだろうな。
残念だったのは、あの曲は私にとっては別の映画のためのものだったこと。
それだけは変えられない。