「安達としまむら10」(2021)入間人間
時を変え、人を変えて、物語はまだ紡がれていく。
どれもこの上なく愛おしいシチュエーション。
そのバランスがまた良いのだ。
安達もしまむらも一つづつ失った。その痛みを胸にしながらより相手に近づいていく。失った事で理解できていなかった相手を理解する。故に失ったと気づく。
ヤチーは益々人ではない事を主張してくる。
そのうちホントに2人の家にも現れそうだなあ。
安達、嫌がるだろうなあ。
しまむらが樽見の気持ちをちゃんと把握するとは思わなかった。そしてそれは安達がいたからこそだという事で益々という甘くとろけるような世界。喪失感とそれを埋めるように背中を押すもの?
いつまでも浸っていたくなる。