『シン・ウルトラマン』(2022)
(2022/11/23 at Amazon prime video)
テレビで見る方がしっくりくる部分もあるかなとも思ったが、ルックとしてはスクリーン同等か。
ブラウン管で見ると逆にやり過ぎに見えるのかなあ。今となってはその手段はないのだけれど。
その特撮パートのルックに限らず記憶の中の昭和をいかに再現するかに特化した作品だと改めて思った。
もっと厳密にいえばそれを見ていた当時の自分たちを再現してるという方が近いのか。
そして記憶との対決である分ウルトラマン自身が格好良いんだよなあ。カラータイマーの無いデザインがそれを後押しする。モノクロもしっくりくる。
怪獣戦も星人戦もある上に、マンではなくセブンなキングジョー感溢れるゼットン戦もありという意味で、この作品一本でやり切った感もあるかな。
セブン感でいえば、病床にある神永は最終話のダン的でもある。
らしさだけ追っていけばメフィラスはよりメフィラスらしくなってるよなあとかそんな事考えているだけでも楽しい作品です。