(2023/07/26 amazon prime)
劇場で鑑賞してからこんなに早くに観ることができるとは思ってもみなかった。
とはいえ、テレビフォーマットの記憶に基づいたカットが多い作品でもあったから、実際にそのサイズで見直すまでがこの作品かなという意味ではよかった。
まあいざそういう目で見てみるとテレビフォーマットへの拘りはシンウルトラマンの方が強かったかな。
こちらはそれよりも石ノ森作品全般の落とし込みの方が強かったかな。特に暗いシーンは顕著に漫画のコマを見ているかのようなシーンは多かった。
そういった演劇的な舞台のようなシーンとテレビ放送での当時を思い起こさせるシーンでこの作品は出来ている。それを改めて強く感じた。
言い方を変えれば、天才のカット割という事だものな。石ノ森作品のという意味で。
話変わって、初回鑑賞時にも思っていたけれどたしか書きそびれていたことを。
浜辺美波のキャスティングって、あの素に戻った時の等身大の彼女で選んだんじゃないかなと強く思った。それほどまでのインパクト。
同じく書きそびれていたであろう事。
2号へのバトンタッチの仕方は好きだな。
それが冒頭のアクションシーンでの戦闘員破壊からの一貫した描き方の帰結という意味でも。
そしてここからが死神グループとの戦闘という事とまずはコブラ男…じゃなくてコブラオーグというあたりも。