彼女の今に至る原点。
離れで横たわっていたのは母親か。因果とはそういう事か。
禿にしても相当頭が働く娘だよな。最後直接手を下そうとした所で霞みがちだが、猫猫を一目見て薬屋より単なる薬屋の家族を連れていった方が真の意味で彼女の目的に叶うと判断した瞬発力。
とはいえ猫猫の実力までは思い至らなかったが。
こういった部分をサラッと流すのがこの作品の上手さ。
それで思い出したが、市井の町並みや裏路地とそこからほど近い実家のあたりといった狭い街中におけるコントラストが今の中国の街中そのままで生々しいのも何気に気に入っている所である。(うまく説明できない)