中島敦に懸賞金をかけたギルドから派遣されたのはフランシス.Fとルーシー.M。
そして初めて名を明かした森林太郎とエリスの正体は。
たぶん1クールめの最終回なんだけれどそこまで盛り上げる感じもなく、以降を予感させるだけで終わってしまったという感じかな。
三つ巴となったどの陣営も、そう簡単には終わらないぞとみせたという意味では良い畳み方だったとは思うけれど。
しかしまああれだけ大げさな登場をしたフィッジェラルドは能力こそとんでもなかったが瞬殺され、さらにはまさか赤毛のアンまで使い捨てとは。
しかし芥川戦で敦はかなりスキルあがったんだな。
連携プレイもこなしていたし鴎外のヒントで持ち前のネガティブも払拭して。
鏡花は予想通りのポジションに収まったか。
さて、ここまでの全体的な感想だが、ある意味似たように過去の現実をバックボーンにまったく別の話を展開させているコンクリートレボルティオと比べると、個人的には遙かに薄い情報しか持たない分思い入れがないという意味でこちらの方が入り込みやすかったな。
それでいて皆それなりに引っかかりがあるから例えば林太郎とエリスとかルーシー.Mと赤毛のアン、中島敦と人虎みたいな程度は察することができる。
さらにはキャラそれぞれの実際の年代やら人間関係は疎いから変なひっかかりも起きない。
まあそんなことよりも実際には水島精二より五十嵐卓哉のほうが作風が好みというのがあるけれどね。
さあて、いつ紫式部やウィリアムシェークスピアまでたどり着くのかってそこまでは遡らないのかな。
今のところ漱石鴎外福沢諭吉どまりか。