2025/02/24

処刑少女の生きる道(バージンロード) 1〜6話

せっかく1ヶ月間バンダイチャンネル見放題にしたので、久々に視聴。
まあ今までも何度か見直してはいるのだけれど。
結局原作でその後まで追いかけてるが、やはり面白い。
ED斎藤圭一郎だったのね。当時はまだ知らなかった。
なんて思って調べてみたら本作で初監督だった川崎芳樹はフリーレンでコンテと演出回あったのか。
で、改めて観てみるとメノウとモモ、あかりの3人のキャストのコントラストが凄く良い。
その上で、映画的で、ある意味精緻な映像が、作品世界に入り込む助けになっている。
変なノイズが無いんだよな。
そのうえで作品で描かれる文字通りのノイズ音が心地良い。
さらに言えばこの作品世界に入り込む儀式としてmiliのOPがまた良くて。
前述のあかり役の佳原萌枝が後日アンデラの風子役での声を聴いたとき、ちょっと印象が違うなと思ったけれど、改めて今回聴き直してそんな事はなかった事を確認。ああ、たしかに風子だしあかりだわと思った。どちらも好きな作品。


全修。 8話


出てきた時点でやるかなと思ったけれど、防ぐものではなく倒すものという発想であれに辿り着いたか。
手順もちゃんと踏んでるあたりがやはり心憎い。
直接ではないけれど関係者な榊原良子だったとするともう一つ、人形使いもそのうち絡めてきたりしてね。
前回しっかりトゥンク回だったからのこのトゥンク。
観客としてではなく作中登場人物として作品世界と登場人物に魅了されたなつこは、その上でこの物語にどのような結末を用意するのか。テーマとまったく違うものに魅了されてしまったクリエイターのジレンマにどう決着をつけるのか。
これが最終的なテーマとなるのかな。

2025/02/23

『機動戦士ガンダムF91 完全版』(1991)

(2025/02/23 バンダイチャンネル)

こちらもジークアクスに触発されての鑑賞。
そして衝動的に観たくなる機会の多い作品。
冒頭シークエンスの造りといい、描く描かないの取捨選択の大胆さといい、その上で見せられる最終シークエンスといい、このサイズの作品だからこそ一息に見られるといった部分に至るまで一つの完成形だよなと思っている。
アンナマリーの変遷なんて、何か見落としたのかと思ってしまうくらいなのにちゃんと納得できるものをもってその出番を終了するとか、ひとりひとりのキャラクターが最後まで見ると筋が通る所までこの一本で描ききってるの凄いと思う。
そしてここまで描いた上でonly the bigginingだからな。期待せざるを得なかったよ。
この後クロスボーンを長谷川裕一が描き始めた時はどんなに嬉しかった事か。
さて、これでジークアクス前に見たかったものは観たかな。(実はジークアクス観た直後にガンチャンで無料公開してるのを見直していたりしたのだけれど、流石に当時は黙っていた。)

『アイカツ! 10th STORY 〜未来へのSTARWAY〜』(2023)


(2025/02/23 バンダイチャンネル)

今朝のきみプリでのカイトの言葉そのままをいちごが語るんだよなあ。
アイドルってなんだろうという事に対する回答。
美月がロンドンって。

いちご達の卒業とさらにその先の話。
楽曲は使いづらいだろうなあと思っていたが、逆手に取って少ししっとりしたアレンジでそれが作品にマッチしていた。あの曲のアレンジバージョンも流れたしね。

大人になっても彼女達らしくというのを描くのに、描きすぎないというのは良かったように思う。作品としても、どちらかというと記念作品という立ち位置だしね。
かと言って10分程度の短編でもない事で、じっくり思い出に浸れる。何せ178話分もあるからね。


チ。-地球の運動について- 22話


え?
凄いわ。
これこそ叙述トリックの正しい使い方だな。
舞台設定から題材やらすべてがその為に用意されたものだなんて事を考えつきもしなかったが一瞬に成立してしまった。
さらには、それに誰一人気付かないという事が今でも起こりうる世界に今住んでいるという意味でなんとタイムリーな。(もちろん陰謀とかそういう意味ではなく。)

キミとアイドルプリキュア♪ 4話


ツダケンと佐久間くんに癒されていれば、そりゃ今回狙われてもしょうがないわな。(笑)
なんておもっていたら引きで登場するprism stoneででも働いていそうな諏訪部登場。
流石に眼鏡は赤くなかったが。
ここで脚本井上亜樹子というのも益々ごった煮感が強くなる。サブキャラにシャニデレAqoursだし。
OPのカイトに対するうたの反応が何なのか分かった。
珍しく拗ねているのもまた。
さっそく連携バトルの練度が高いアイドルとウィンク。

トップをねらえ2! 1〜6話(2003)

鶴巻榎戸コンビというと個人的にはフリクリよりこのトップ2の方が好みだったりする。
ということはさておきジークアクス、フリクリと観てしまうとやはり観たくなってしまった。
そういう風にたまに発作的に見たくなる作品の一つ。
作品の立ち位置からも最初のうちは「地球へ!」の次世代の子達を思い出しながら観てしまうのは今回も同じ。
30分もの6話という少ない話数の中でこれだけの物語がギュッと詰まっているのが凄いなと思うのは、逆に今のテレビアニメが1クールが主軸になっているからこそ余計に感じるのかな。
メインキャラ達やそれこそ敵の立ち位置まで目まぐるしく変わる。上げては落とされ。
同じ榎戸脚本で好きなSTAR DRIVERでも似たような台詞もある「何がお菓子だよバカバカしい」は本作でも好きな台詞の一つであるが、やはり一番か好きなのは、最後にお姉さまも言っている「何故ならば…」はたまにこの言葉が聴こえるたびに、心が本作に飛んでしまう程好きな台詞である。

2025/02/22

『APPLESEED』(2004)


(2025/02/22 amazon prime)

もう20年以上前の作品となるのか。
今観てもという表現がどちらとも取れてしまうが、とても士郎正宗な作品世界と特にルックが相性良い。
技術の使い方がこの作品を表す上で正しいというべきか。
作品の主張しているものが未だに色褪せないというのも凄いよな。

さて、次はレンタルになってしまうけどこの流れでEX MACHINAを観ようか、それともこの10年後に作られたアルファを観ようか。

トリリオンゲーム 20話


保険関係という一言ですべてが察せられつつも、いや流石にそれは偏見が過ぎるからと思わせていてやはり外さないという展開。
その為の前段としてハル達の匂わせがあるし、さらにはちゃんとフォローまでされると、むしろこれすべてハルの仕込みではと思えてしまうまでがワンセット。
ただ、それでも彼女が折れたのは本当なんだろうなあ。
けどハルの事だからという逡巡が始まるほどのハルに対する信頼感。
今回で1番好きなのは彼女には一切これ以上余計な情報を語らせない所だったりする。

Übel Blatt~ユーベルブラット~ 7話


こちらも改めて。
ガチガチのダークファンタジーと報われない復讐劇の相性の良さよ。
しかもこれでまだ第一の敵を撃破しただけという。
その度に受けるであろう代償によるハードルアップの中、残り6人を如何にして倒していくか。
未完の作品も多くなりがちなこの展開が完遂された時の達成感と無常感が何よりも大好物な私としては当然この作品でもそれを味わいたいと強くて思う。
今回を見る限り、彼の汚名はすべてを達成されても拭われず、彼が倒したもしくは倒していく者達は未来永劫英雄として称えられていくという図式はこれで確定したとみてよさそうだな。

空色ユーティリティ 8話


こちらも改めて。
きらら系日常とお仕事シリーズ的なハウトゥものを上手くミックスしたその発展系であるヤマノススメやゆるキャン△のフォーマットにハズレなしジャンルの一つであるゴルフを混ぜて、さらにその入り口としてRPGをわかりやすく配置した事で楽しく学べるレジャーゴルフとなっている。
世代や興味の方向を問わずな間口の広さとようやく垣間見せたハルカの背景も見えた今回。
話は広がり続ける。

日本へようこそエルフさん。 7話


ナルニア的なものの発展系として正統な、異世界ものという言葉ではなくファンタジーとしての王道に、飯テロを組み合わせたものをフックとして、キャラクターのイチャイチャを楽しむ、もあるけれど基本は冒険という名の物語を楽しめるものになっている。
などと言った事をこの話数になって改めて実感。
まあ、早々に次回は温泉回になりそうな雰囲気?かと思っていたらそれだけに収まりそうもない引き。
こういう構成の上手さもも楽しめる。

2025/02/20

BanG Dream! Ave Mujica 8話


海鈴もにゃむちもわりと現実に生きているんだな。
と、その上でモーティスにそれを吹き込むのか。
睦の家で親を見かけない理由も明らかに。
モーティスが出てきた理由も背景も。
やはり初華だけが蚊帳の外になっていそうな雰囲気だけれど、あのモノローグは誰?

グリザイア:ファントムトリガー 8話


ここまで彼女の事情は提示したけれど、ならば何故その彼女をという所に関しては明確に示さないし、彼女もそこは聞かない。
そこを埋めるのは聞き手である視聴者自身、という落とし所がなんとも言えなくこの作品の好きな所の一つである。
なんて思っていたらこの引きよ。(笑)
分かっていて自ら飛び込んだのに、という所まで含めてまた好きになった。
これから後もやはり彼女はこういう選択をし、同様に少しだけ後悔し続けるだろう事も含めて。

次は9話か。
また、期待して良いのか?

2025/02/19

花は咲く、修羅の如く 7話


敵は吹奏楽部。(笑)
まあたしかにそうではあるのだけれど。
妹と認めていない妹っていう事は、この作品の根幹に関わりそうな事になりそうだな。タイトル回収も近いのか。
秋山くん、気持ち良いくらいスパっと物事を決める。
ギスギスの無くなった夏江さんは活き活きしてる。

「虚ろなる十月の夜に」"A Night in the Lonesome October"(1993)Roger Zelazny

この本に辿り着く前にある程度の情報を仕入れてしまったのだが、おかげで冒頭から文法を理解することができた。
ただ、その情報無しでそこに辿り着いた時の喜びを得ることはできなかった。
それでもおかげでこの本に辿り着く事ができたのだから良しとするべきかな。
という前置き。

まったくの新作に出会えるのは何十年ぶりだろう。
久しく長編の翻訳は途絶えていたので嬉しい限り。(「変幻の地のディルヴィッシュ」以来)
しかも、何故今までゼラズニイがここまでがっつり手を付けていなかったのかが不思議なくらいの、まさに満を持しての題材との邂逅。

あの年代のロンドンに、物語の主人公達が集まって、旧きもの召喚の是非を争うだなんて、まさにゼラズニイの本領発揮ではないか。
しかも本編の語り部はそれらではなくその使い魔と言える存在達。
故に固有名詞の扱い方が面白い。
高名な御主人達女主人達は伯爵やら博士やら名探偵やらと呼ばれ、逆に名を持たぬものはその形態を表す固有名詞ではなく名が与えられている。
例外はジャックと多分ジルもそうかなというくらいか。
そして当然語り口も健在。
何かゼラズニイ濃度200%くらいで読みながら鼻血でも出るんじゃないかと思ったよ。
これが実質の長編遺作だなんて、なんて…。

2025/02/16

RINGING FATE 6話


実写パートに突入すると一気に緊張感が増す。
という訳で二組目の実写パートは彼女か。
時光代理人においてそれの最初は四川の地震だったり、さらには…だったけれど、こういったところがリハオリンの作家性なのかな。エモーショナルな所への持って行き方がとても上手い。

キミとアイドルプリキュア♪ 3話


ウィンクはそれが由来なのね。
3話続けてなのでこれが定型となるのだろうが、この子が危ないというのが展開で判りやすくなってる。
見ている子達にとって良い感じのひっかかりになりそう。
言葉のチョイスも良い意味で懐かしさを感じる。
プリキュア好きの作ったプリキュアという感じが強いのも見ていて楽しい。
それらすべてが親子で楽しめるという所にうまくおさまってくれると良いのだけれど。
この感じで行くと本編での締め曲披露前に楽曲リリースされそうだな。〉キュアキュンキュン

2025/02/14

BanG Dream! Ave Mujica 7話

まさかこのために今までCRYCHIC名義の曲リリースしていなかったのか。
それ以上にここでまさかCRYCHICでの新曲。
それも実質MyGOの頃から書いていたなのかな。
そういえば春日影はMyGO7話以来じゃないか。なかなかの仕込みっぷり。
で、代わりの爆弾が海鈴になりそうだけれど、彼女との元鞘とは。
毒の抜けたサキにAveMusicaできるのか?
というか彼女の受難はむしろこれからの可能性もあるのか。
初華が丸2話完全ログアウトなのが気になる。

2025/02/13

グリザイア:ファントムトリガー 7話


思っていたよりはあっさりと。
ただ、「まともな」という意味がここで沁みてくる。
楽園のラスボスがあれだっただけにまさかではあったけれど、この上ない相手ではあるな。
ハルトが不機嫌であった理由もそりゃそうだろうな。
とりあえず動くのは彼らだろうけれど。

2025/02/11

サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話 6話


最初の値付けで欲をかきすぎたか、悪質な模造品、技術の流出、くらいかなあ考えられるのは。
3番目が1番厄介だけれども。

2025/02/10

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION スターゲイザー』(2020)


(2025/02/10 amazon prime)

トーカのターン。父親の落とし所で救われる。
名前をつけるなと言ったのに。(フラグ)
あやめさん、本作では良い所見せていたのに。
セントエールの強襲、格好良いんだよなあ。まあ同じような規模で美浜だとああなるのはテレビシリーズ。
グミのあの性格であの場に居るとたしかにああなってしまいそうだ。
シホ、プリキュアになる前か?同時期くらい?

『グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION』(2019)


(2025/02/09 amazon prime)

テレビアニメの方にも懐かしい顔が出てきたので改めて鑑賞。
他校との関係はそういう感じだったのねというのはテレビシリーズを経て知った知識。
そのテレビシリーズで一通り各人の背景を知った上で見ると、そちらは最後にまた先生絡みになりそうだななんて思いながら観ていた。あの状況でこの復帰の早さだものな。
当時はようやく新シリーズ始まったと喜んでいたがそこから5年以上かかるとはね。
体育館のシーンはそこに帰結するのねとかそもそもレナ初登場がとか今は楽しいなエピソード01
そして本来のウーちゃん、今はこんな感じになっちゃってとか、あのバイクそういう事かとか。
銃撃戦からの最後は殴り合いというパートの低音の重要性よ。そりゃ食ってもあの体型だわ。
そういえばこのジャンルでの当時まだクラウドファウンディングのはしりだったのをエンドロールまでみて思い出した。

グリザイア:ファントムトリガー 6話


いよいよハルトのターン。
THE ANIMATIONでのレナ初登場時を彷彿とさせる冒頭。
直接の接点はなかったにしろ受け継がれたものなのか、それともそこがハルトがレナを重用している理由なのか。
そのレナに今日は不機嫌と言われるハルト。
タナトスさんの…の為のだったのか。
そういえば先代プリキュアと今期妖精がこんな会話してる。
で、久々にウーちゃんとあやかさんも登場し、さらに前話のユーキまで揃ってのかつてのファントムトリガーの話。
まずはまたTHE ANIMATIONとスターゲイザー見直して見るかな。

全修。 6話

飛べないという所を打破するとなったらジェットスクランダーでも描いてサポートかななどと思っていたが、そうではなく完全に黒子に徹する形を取ったか。
その形が道標ということまで含めて実際の現場でもそれが今の彼女にとってのベストだというところが良い。
あの声は彼女自身の心の声であればこれで少しは治まってくれると思うのだが果たして。
前回の引きからの救出劇をちゃんと描かなかったのは、話をそちらに引っ張られないようにするためか。
今回は丸々オリジナルの滅びゆく物語回にされるのかと最初ドキドキしたよ。

2025/02/09

メダリスト 6話


またデレのキャスト増えた。
薫ライラさん晴しぶりん七海ちゃんでデレステ5人編成できるな。
パッション・クロス・クールでクール多め。
あ、早苗さん忘れてた。
それはさておき司せんせーのデビュー遅めって中学生どころのタイミングじゃなかったんだ。
よくそこからそこまで辿り着いたな。
回転寿司での食べ方よ。

キミとアイドルプリキュア♪ 2話

スクールアイドル要素が出てきたのか?
というかニコポジションなのか、キュンキュン。
そう見るとウィンクは梨子ポジション?
一方、アイドルは段々星宮いちごにしか見えなくなってきた。
ダークいーねは何となくそのままだろうなと思っていた通りのようだが、チョッキリ団って切り抜き動画か。悪役としてなんてタイムリーな。
アイドルの動画が拡散されたのは良いけれど、違法アップロード扱いされて髪もしゃもしゃの刑は草。

2025/02/07

BanG Dream! Ave Mujica 6話


それぞれ追い詰められていく4人ともはや顔を見せない初華。
燈のメモ、全部集めていたんだな。
ホントに好きなのに好きと言えない。
そよがようやくあの言葉の意味を知る。
その上でまた火に油が注がれる。
けれども案外また彼女の怒りがすべてをひっくり返す可能性を持っているかもね。

2025/02/04

全修。5話


野球は何かしら出てくるとは思っていたがドカベンか。
そういう意味ではグレンラガンもありそうかなとは思っていた。
そしてあの1話のセーラームーンっぽい奴。
と、続々消化し出したと思ったら次のフェイズに突入する事になるのか。
「初恋」でドツボにハマった時とこの今がシンクロしているとすると、あの時の彼女に必要だったのは何かという自問自答がこの状況の解決の糸口か。
あの編笠は誰だろう。

2025/02/02

RINGING FATE 4話


こちらはひと足先にルールが一つ見えていたが、結果として進む方向は逆になるのか。面白いな。このまま話数的に同じ状態で見続けられるとそういう楽しみ方も出来そう。
青と師匠、最後はあのままではなくこういう引きとなったか。その後の展開がこうであればたしかにこの方が正しいか。

誰ソ彼ホテル 4話


彼がそこを躊躇う事はないか。
一気に緊迫してきたな。
このシチュエーション、かの作品のようだ。
音子はこの状況をどのようにして打破することができるかが裏テーマになるのか表テーマとなるのか。
考えてみれば彼女自身がもし生き延びた場合も対峙する可能性がある訳だし。

キミとアイドルプリキュア♪ 1話

あの犬津田健次郎だったのか。(笑)

ん、なんとなくアイカツ味がある?
と、思ったらプリティーシリーズなトンチキ感。
けどこのトンチキ感はむしろハトプリあたりのトンチキ感。
と、思って見ると他にも所々ハトプリエッセンスが。
音符繋がりでスイプリとか見える気持ちはアラプリとか見た目はなんとなく…とか色々と。
さらにはプリルンがやたらうたプリうたプリ言ってくる。
オープニングスタッフどころかシリーズディレクター今千秋に加藤陽一脚本という所で外から見たプリキュアエッセンスが散りばめられているのかな。
それでいてEDは大森祥子なんだよなあ。
さらに中の人達は妖精含めてアイドル作品だったり声優アイドルユニットだったりとかでホントに昨今のアイドルアニメも全部盛り。
前作わんぷりがかなり良い話方向に振られていた分もう一つのプリキュア要素全振りな所が心地良い。
そういった部分でスマプリ思い出してしまうのだが、それよりこのトンチキ感はプリティーリズム味が。(以降ループ)

2025/02/01

『隠し砦の三悪人』(1958)

(2025/02/01 NHK-BS2放送版)

まだ本筋が始まる前、反乱のシーンからしてけっこうスペクタクルなんだよなあ。あの物量。
観るたび忘れてる。
欲が原動力。これが基本ライン。
苦し紛れの嘘のくだりは話の肝の一つだけれど、ここは何度観ても面白い。
恩賞金10枚の周到さからのくだりも痺れる。
ここであのフレーズがかかるのがまたねえ。
どちらかというとクスリと笑うシーンや知恵比べ的な所から急に始まるアクションシークエンスがまた痺れる。
そのまま敵陣突入しての田所兵衛との邂逅よ。
スクリーンフルサイズで横たわる雪姫。
これこそ画角の正しい使い方だよなあ。
その前の雨宿りする4人のカットもなかなかのものなのだけれど。
山名の火まつりは作中最高のご都合主義だよなあ。
けどこれこそこの作品の真骨頂。
そのアイデアをここまでのシーンに仕上げるあたりがまた見事。
せっかくの味噌樽がなんの役にも立たないという所からの。
姫様がとても楽しそうで何よりな火まつり。
首実検のシーンで六郎太と姫のやり取りを見せつけられる田所兵衛の背中よ。
ってな感じで衝動的にまた観てしまった。

演劇ユニット金の蜥蜴第19回公演「一角仙人」(2025)

2025年2月1日 昼の回 at 築地本願寺ブディストホール

前に中野のザ・ポケットで観たのが2020年の1月末だったのでちょうど5年か。
良い感じに覚えていたり忘れていたり。
例えば、奥が一段高くなってる構造、前もそうだったのかなんてすっかり忘れていたよ。
そんな感じで忘れているのでその上での感想。
キャラクター付けも上手く出来ていて、構成上必要な人数も絞られており、対立構造も単純な一対一ではなく、物語の展開への誘導も綺麗で、詰め込みもなく整理されており、その上で誘導された最後の宴の楽しい事。
個人的に好きなのは、龍神をおろした巫女の振る舞いのくだり。前パートでの決めポーズやメリハリのコピーが心地よかった。
河童たちを所々アクセントとして放り込んでくるタイミングも良かったな。
後は前述の宴と最後のオチ。
今回も楽しませていただきました。
そうそう、今回は少し前にたまたまチャンネルが合っていたEテレでこの一角仙人の能の放送を見かけたので観たかったのだけれど、タイミング悪くそのまま観ることができなかったのは残念だったな。
あと原典がインド由来だったのも綺麗に忘れてた。
などなど、締めようとした所でまた思い出すことばかり。