「変人のサラダボウル 10」(2026) 平坂読
え、まさかいつものモノローグからそんな爆弾投げつけてくるの?
何となくそういう前振りはあったけれど今までのすべてがストンと落ちてしまった。
そして、そこから始まる物語は思わぬ形でのサラの企みにより、壮大なものへと転じる。
そこかしこの仕掛けが爆発し、大団円へと向かう。
たった一つの想いを軸にして。
自身最後のライトノベルと謳うだけあってこのスケール感をいきなり突っ込まれてもある意味納得。
その上で最後の最後だからこそできる大仕掛け。
さて、物語としてはどこまでが物語だったのでしょう。
それを委ねて終わるのか。
初めて「僕は友達が少ない」を読んだ時から思っていた平坂読というトリックスターの真髄をしかと体験させてもらいました。
なんだろう。これでようやくハガナイが終わった気がした。