2011/07/07

「GOSICKVII -ゴシック・薔薇色の人生-」(2011) by桜庭一樹

ながらく中断していたGOSICKの続編がアニメ化を気に復活。

そのアニメでも描かれていたココ王妃殺人事件の謎を追う本作だが、こうやって読んでみるとやはりアニメの方は今まで以上にダイジェストだったのが改めてわかった。

話短くするためにいろいろ変えすぎ端折りすぎだ。


この話はゆっくり見たかったなあ。
2クールで全部収めようとするのがやはりちよっと無茶だったな。(途中までは上手くやってたけれど。)


というわけで、逆にいえば原作のほうはしっかり余韻を楽しめました。
混沌の欠片集めもセシル先生とのコンビネーションを楽しめたし、ジンジャーパイとコルデリアの件も物語にふさわしいエピソードだったしね。


さて、後は短編集一冊と前後編に分かれた最終話、神々の黄昏。

どういう結末を用意してくれるのか。

2011/07/06

「とある魔術の禁書目録SS」(2007) by蒲池和馬

アニメの2期の最後のパートがこのSS。
前話を終えてのとある1日に起こった出来事をグランドホテル形式でまとめた一作。

戦争が避けられない状況を前にしての何のことはないバカ騒ぎと、そこから漏れ伝わる決意といったところか。

アニメ化されてないエピソードが一編だけあるのだけれど、これは3期のOPエピソードとして残したのだろうな。


さて、こういう短編形式だとそんなにくどくならずにテンポいいんだよな。
まあ短編とは言っても1エピソードではあれどある意味オチがないこう言うことがありましたよだけで終わっているものもあるしやはりグランドホテル形式のほうがしっくりくるか。


さて、開戦前の束の間は終わりアニメ化されているのもここまで。
次巻からはそういった前情報無しで臨めるぞというわけで、楽しみです。

2011/07/05

「とある魔術の禁書目録13」(2007) by蒲池和馬

アニメだと2期のクライマックスである「前方のヴェント」編。

前巻にてイントロダクションは終わっているので、全編ほぼバトルという構成。

基本ラインは上条当麻対魔術側、一方通行対科学側という構成ながらお互いの利害関係も絡むとそう単純でもなく、ここらへんにさらに御坂美琴や禁書目録が美味しいところで絡んでくるという展開。

上条勢力が見事に適材適所な戦い方をするのでそこらへんは見ていてとても気持ちがいい。
前巻ラブコメパートとの対比が効いてるんだよな。


まあアニメはこれをほとんど説明せずに映像だけ作りましたという感じでそれがもったいなかった。
2期はSS(次巻)までやらずにこれをきっちりやればまた評価違ってたのにねえ。



さあて、これでローマ正教対学園都市は公に敵対関係となったのでこれからどう動くかだな。

と、その前にSS。

2011/07/04

2011.7.4休館 ル・シネマ

2011.7.4休館
ル・シネマ
(東急Bunkamura)
-渋谷区道玄坂・東京都-

ル・シネマ1  150 +(-)
ル・シネマ2  126 +(-)

「とある魔術の禁書目録12」(2007) by蒲池和馬

アニメ2期「アドリア海の女王」編の次はいよいよ本格的に科学と魔術が交差し始める「前方のヴェント」編のためのインターミッションと見るか大覇星祭の罰ゲーム回収のためのラブコメ回と見るか。


まあキャラクター愛に溢れた回であることは確かだな。

アニメの方はまたほぼ忠実に作られてたなあ。さすがに細かいところはいろいろとあるが。
ただ、本来の上条当麻のキャラクターを今までちゃんと表現できてなかった分のツケを払わされてはいた気がする。

原作の方が落差のあるキャラクターなのにそこをちゃんとやってこなかったツケと言えばいいのか。


それはさておき王道的なインターミッションをちゃんとこなしているというところかな。

そしてこれから起こることの予兆を振りまいて終わりという。



さあて次巻からが本番だな。


と思ったらまたさらにその次は仕込み巻だったりするのだが。

「とある魔術の禁書目録11」(2006) by蒲池和馬

アニメ2期「大覇星祭」編の次は「アドリア海の女王」編。

今回はほぼ全編イタリアロケ敢行(実写であれば)。
ということで魔術サイドの物語。

大覇星祭最終日のナンバーズで神の御恵みまで拒絶する幻想殺しの右手を持つ男上条当麻がまさかのイタリア5泊6日の旅に当たる。
同居人禁書目録と向かった先には法の書事件で出会った修道女オルソラと天草式十字凄教の面々。そしてその際渡り合ったアニェーゼとその部隊の面々だった。


で、この原作を読んで、アニメ版のこの話、いつも以上にダイジェスト色が強かったんだなと言うことがわかった。

たしかに良いところはそのままピックアップしてあったところが多かったがそれでもねえ。


で、この作品、イタリアパートの描写からロケして来たんだなあという匂いが色濃く残っているのだが、なぜかこれ読んで80年代の少女マンガを思い出したよ。
あの頃余白や巻末によくロケ日記とかあったよなあ。

漫画家なら「こんな感じ~」と絵で描いて説明するのを文章で思い切り表現している。


なあんか懐かしくてねえ。


そういう意味でも楽しませていただきました。

2011/07/03

「とある魔術の禁書目録9」「…10」 (2006) by蒲池和馬

アニメ2期「レムナント」編の次である「大覇星祭」編は9巻と10巻の2巻にまたぐ長編。

今回は科学サイドの本拠地学園都市内部で起こる魔術サイドの物語。
しかしながら今回魔術側の話にもかかわらずインデックスはにぎやかしというかお色気要員で影が薄く、出番だけで言えば御坂美琴のほうが目立ってる?

というかヒロイン増量中と言った方が良い回だな。

話としては学園都市内の学校が年に一回一斉に合同で行う学校対抗の体育祭の期間中に魔術側がその学内で行う聖装スタブソードの受け渡しを阻止すること。
ただしインデックスはたぶん今回限りの足かせにより参加できずさらには上条当麻の足かせ要員となっているため簡単に物事が進まない。
まあここが一番ひっかかっている部分なのだけれど、後は基本的に学園ものプラスアクション(?)として筆が乗りまくってます。
こういうのは見てて楽しい。



しかし語るに落ちるほど上条当麻の心情を他のキャラクターが語り出すという部分も目立ってきたかも。
うん、どれだけ作者がキャラクターを愛しているかは分かるんだが、そこの分水嶺を越えるか越えないかはもう個人の好みの世界だ。

まあここまで原作がやっているのでアニメの方はそれの映像化に専念していたというのが実態か。
脳内で必要なシーン引っ張ってきて再構成すればアニメも楽しめるんだがという感じか。

まあそんな感じでアニメ以上に楽しめる原作であることは間違いないな。

2011/07/02

「とある魔術の禁書目録8」(2006) by蒲池和馬

アニメでは2期、「法の書」編の次に来る「レムナント」編。
今回は科学サイド、今回の主役は白井黒子。
お姉さまこと御坂美琴を日夜ストーキングする変態テレポーターがその本領を発揮する一編。
当然御坂や初春飾利などが出てくる他に一方通行打ち止めコンビや御坂妹、黄泉川などなど科学サイドの面々が集合。

一番出番が少ないのは2番目に出番が少ない上条当麻の頭をかじる為だけに存在する禁書目録。
かじられる方は二番目においしい一瞬だけかっさらっていきます。いや4番目だな。
一番はやはり黒子で2番目は御坂美琴、そして一方通行、上条当麻の順番だな。



というわけでクライマックスシーンなどの一部を除いてアニメはほぼ原作に近い形で作られていました。

いや、クライマックスも場所は同じなんだけれどシチュエーションは違う。

ダイジェスト化するために省いた結果だろうが何だかねえ。


今回は特に出てくるキャラそれぞれがある意味啖呵切ります。一部モノローグではあるけれど。
そこが停滞の原因なのだけれど、そういったその場その場の心情をあとがたりや後付けするではなく、その場で処理したいのだろうな。

ある意味不良ものの王道とも言える展開。

(その啖呵の多さ)故により厚い本である前作がさくっと読めたのに対して結構時間がかかってしまった。
前作はアニェーゼもそんなに語りはしなかったものな。ミスリードさせるため以外には。



けどまあ、御坂美琴の無敵っぷりと白井黒子と結標淡希による同種の能力者対決、そして試運転をはじめとする新生アクセラレーターの立ち位置とあくまでも主役だという態度を取る上条当麻に科学話になると極端に影が薄くなるインデックスといういつもの面々を楽しむことができます。


ある意味期待を裏切らない一作ではあったかな。
初春も黒かったし。

2011/07/01

「とある魔術の禁書目録7」(2005) by蒲池和馬

アニメでは2期の2話から始まる「法の書」編。オルソラと天草式十字凄教、そしてローマ正教も本格的に登場し、舞台も学園都市の外。
今回は魔術サイドのエピソードにかりだされる上条当麻という図式。
そして誰にも邪魔されることなく正ヒロインしてるインデックスを観るのも久しぶりだ。


さて、これを読むとかなり原作に沿ったアニメ化がされてたんだなということが良く分かる。
シーンシーンが結構忠実に作られてるのも良く分かった。

ただまあ詰め込みすぎというかダイジェスト過ぎなのがやはり無理してる部分なのかなあ。

さすがに読んでてアニメの時のようなテンポの悪さは感じないな。

ただ、そこは捨ててもいいんじゃないかというところが残っていたり、これやったほうが上条当麻らしいだろうというところが削られたりしていて、結果的にもっと人間臭い上条当麻が筋を追うだけの存在になっているのが残念だ。


というか原作のほうが当然一貫した上条当麻らしい。


内輪ギャグより自爆ギャグという奴だ。


アニメで残ってるのは無理矢理感があるところなんだよなあ。




けどまあ、本エピソードで言えば一番の見所は三者三様の見得切りシーンなのでそれがどちらでも観れたのは良かった。

2011.7.1オープン シネマサンシャイン大和郡山

2011.7.1オープン
シネマサンシャイン大和郡山
(佐々木興業)(シネマサンシャイン)
(イオンモール大和郡山)
-大和郡山市下三橋町・奈良県-

シネマ1  137 +(2)
シネマ2  165 +(2)
シネマ3  279 +(2)
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シネマ5  204 +(2)
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