2013/03/05

「涼宮ハルヒの陰謀」(2005)谷川流

「涼宮ハルヒの陰謀」(2005)を久々に読了。

雪山の事件から帰還したキョンは今まで未来に預けていた「事後処理」を早々に済ます事にした。


と、この長編の中でわざわざこれを序章にしたことに何の意味があったのか。

それに気づいた時にはすべてが明かされた後であった。

たぶん意図してやっているのだろうなあ。

その一つ一つはまだ見ぬ未来への伏線であったり過去からの伏線回収であったりもするのだが、実はそれこそが大いなる叙述トリック。

実は何故ハルヒが普段と違うようにみえるとキョンが感じたのかを話の中心に持ってこないためのトリックだったりしたのでした。

そしてそれは、そのハルヒ自身が言ってみれば「その事がメインの話じゃないんだからね」と言い訳しているかのよう。

そして語り部たるキョンも十二分に照れ隠しな叙述をする奴なのでますます判りづらいときている。

私は最初、あれ?ハルヒの誕生日2月なのか?と完全に勘違いしてしまったからな。

いや実はもしかしたらそうなのかもしれないが今のところ推測でしかない。

そして一方でここのところマスコットでしかない未来人朝比奈みくるの活躍回としてもすっかり機能しているのでした。

というか初見ではそれしか考えられなかった。
けど今回はしっかりハルヒの意志を受け取れたような気がした。


くっそう、初見じゃないのにすっかり騙されたぜ。

2013.3.5オープン ワーナー・マイカル・シネマズ春日部


2013.3.5オープン

ワーナー・マイカル・シネマズ春日部
(ワーナー・マイカル・シネマズ)
(イオンモール春日部)
-春日部市下柳・埼玉県-

スクリーン1  383 +(4)
スクリーン2  190 +(2)
スクリーン3   97 +(2)
スクリーン4   97 +(2)
スクリーン5  302 +(2)
スクリーン6  190 +(2)
スクリーン7  186 +(2)
スクリーン8  146 +(2)
スクリーン9  146 +(2)
スクリーン10  146 +(2)



2013/03/04

「涼宮ハルヒの動揺」(2005)谷川流

「涼宮ハルヒの動揺」(2005)を久々に読了。

「ライブアライブ」「朝比奈ミクルの冒険Episode00」「ヒトメボレLOVER」「猫はどこに行った?」「朝比奈みくるの憂鬱」ということで文化祭エピソードとその中での劇中劇、「消失」直後の長門がらみのエピソードに雪山山荘エピソード内で描かれなかったこれも言ってみれば劇中劇のエピソードを経て最後が次なる展開への序章。

小ネタを集めたといってしまえばそうなのだがどれも面白い。

3期のOPエピソードとして今まで思っていたよりふさわしい感じだったな〉ヒトメボレLOVER


そして一見長門や朝比奈さんがらみのものが多いなというかんじだけれど、その実ハルヒがデレデレでキョンも同じくなんだよなあということを改めて示される短編集なのでした。

「水の迷宮 クラッシャージョウ11」(2013)高千穂遙

8年ぶりの新作となるクラッシャージョウシリーズ最新刊を読了。

ジョウのチームは4人変わらず元気です。
「ドルロイの嵐」いや「虹色の地獄」以降の数巻でもお互いの立場や周りを取り巻く状況は変わることなく今回も単発のエピソードとなっています。

そして、今回で3回目くらいの神様というかその巫女がらみのエピソードであったもののたぶん初めて…だったんじゃないかな。

どうやら書き始めたきっかけもある曲にインスパイアされてのものだったということで方向性ははっきりしていたしイメージも掴みやすかった。

しかしこんなこともしてたのね〉キュアムーンライト(俄が知れる発言(笑))
当然今回のゲストヒロインの声は彼女で脳内再生でした。

2013/02/26

「とある魔術の禁書目録 -ロード トゥ エンデュミオン-」(2013)鎌池和馬

「とある魔術の禁書目録 -ロード トゥ エンデュミオン-」(2013)を読了。

本作品は『劇場版とある…』の公開記念プレゼントとして配られていた作品の前日譚…だったはずなんだが。

普通に1巻分のボリュームだし確かに前日譚ではあるが文字通り前日くらいに起こったまったく別エピソードじゃないかい。(笑)

たしかに宇宙エレベーター絡んでいるけれど敵対する相手がこちらはインドの秘密結社でしかも目的が違う。


などいろいろあるけれどそれはさておけるくらい面白かった。

原作もアニメもまだ観ていない人がこれを読んだだけでもその一端が垣間見えるし、これと映画で興味がわけばアニメや原作小説に手を出す人もいるんじゃないかな。


というかこれも普通にアニメ化してくれ。(笑)

2013/02/23

『劇場版とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』(2013)

『劇場版とある魔術の禁書目録 エンデュミオンの奇蹟』(2013)を観ました。
(2013/02/23 at ワーナーマイカルシネマズ多摩センター スクリーン1)


いやぁ面白かった。
ファンムービーとしては最高だな。
基本的にはアニメ準拠で今のところ本編とは関わらない番外編として綺麗に成り立っている上にかなりの主要キャラクターが出てきて、さらに皆それなりに活躍の場が与えられているということ。
さらに今回のゲストキャラも必要があって配置されてるというバランスの良さ。

後は特に前半はよく見知った場所オンパレードで、特に立川駅前と多摩センター駅前は大活躍。
そして本編(テレビアニメ)では立川シネマシティが出て来ていたからか劇場版では今回観たWMC多摩センターがバッチリと出てきてたな。
まあ配給ワーナーだし。(笑)

そしてゲストキャラのキャストも納得の行った配役だったし言うことないな。


で、まあ今回はお祭りということで「とある科学の超電磁砲」がらみもいろいろと。やはり出てきたか金属バットとかね。(笑)

そう言えば、本編ではまったく気づかなかった宇宙エレベーターの存在だが…爆笑ものだったな。
うん、確かに最初から存在してたかも。(笑)


芯となるネタも良かったな。
やはり魔術師ネタであるべきものの一つだよね。ここらへんはやはり原作者が原作者だけのことはある。
不死の呪いやバベルの塔と宇宙エレベーターなどに加えて88人の奇蹟のトリックも上手かった。映画版らしい地球を組み込んだ魔法陣の作成とかね。
まあそれよりもアリサとシャットアウラの関係性かな。

話は戻るが導入も好きだな。
数分の過不足無い映像ですべて前説済ましてしまうあたりの上手さも感じる。

ただ単品の作品としては…まあ何かを感じ取ってもし気に入って貰えたならという立ち位置で作っているという感じか。
下手に間口を広げる為に何かしてくるよりはよほどターゲットもしっかりするし。


いやホント楽しかった。

2013/02/22

「ココロコネクト アスランダム上」(2012)庵田定夏

「ココロコネクト アスランダム上」(2012)を読了。

ようやく最新刊に追いついたが、シリーズ最終エピソードにして初の分巻構成。


うまく引くことが出来るかなと思ったが杞憂だったな。


そして本エピソード自体も今までの集大成。
この前編は如何にして最後の戦いの場に赴くかまでをこういうエピソードが必ず持ってくれる高揚感を伴って描いてくれている。


たぶんシリーズ化に当たって締めとして当初から考えていた話なのだろうな。
ある意味一番しっくり来る。

今まで主要キャラのキャラ付けの為に存在していたキャラクターが機能しているし後半で約束された未来、たぶん1回は絶望するんだろうなという予告もうまく機能している。


あとはいまだ糸口が見えない大逆転の方法次第だな。

2013/02/20

「涼宮ハルヒの暴走」(2004)谷川流

「涼宮ハルヒの暴走」(2004)を久々に読了。

前作「涼宮ハルヒの消失」に至ることになる2つのエピソード、「エンドレスエイト」「射手座の日」と同じく消失事件後の初の中編エピソード、「雪山症候群」が掲載されているのだが、その「…消失」との関連性を毎回思い起こされているな。
変わりつつある長門有紀とその後の長門有紀というところで。

そう言えば映画版消失でのユキの話は雪山症候群で触れられてた話だったんだな。
前も同じこと書いていたかもしれないが。
映画化の際に唯一目立った原作改変箇所だったので気にはなっていたのだ。

2013/02/16

演劇ユニット金の蜥蜴第八回公演「荊姫-いばらひめ-」at 築地本願寺ブディストホール

演劇ユニット金の蜥蜴第八回公演「荊姫-いばらひめ-」の2013/02/16昼の回を観てきました。

前回の同ユニットの公演は予定がギリギリまで決められずチケット取れずに断念したが、今回は無事鑑賞。


いやあ面白かった。

私が観劇自体久々のせいかもしれないが、かなり早めのテンポで会話が進んでいくのでもしかしたら話を切ることが出来ずに詰め込んだのではないかと感じていたが話に集中し出すとさほど気にならなくなる。
そしてあるタイミングでリズムが一変してゆっくりと時間が流れ出した時、今までのテンポがそこで昇華した事を知る。
その話のテンポもそうだが、博雅が舞台で声を発した時、明らかに今までと違う音が耳に入ってくることでそれまでの混乱が一変するのだ。

ああ何かこれだけでも見に来て良かった。

もちろんそれまでの各キャラクタの立ち居振る舞いややり取り、特に晴明のそれだったり対する二人の息子との違いとか女性陣の掛け合いや物部保人が変える空気なども気に入っている上での事だ。

あとそうそう、妖しである荊の姫に対して、見え聞こえる者と見えはせぬが聞こえぬ者、そして見えも聞こえもせぬ者という三者を放り込んだシチュエーションには、それが成立したと気づいた途端にホントワクワクしたよ。
そしてそのワクワクに対して十分に答えてくれた事がとても嬉しかった。

荊の姫や沓子、そしてたぶん信子が感じていたであろうことに対して結局は答えを出さなかったことに関しては、個人的には晴明が話しそうな内容を少々期待していたのだが、一方もっとも相応しい人は今回の当事者たる博雅であり、となるとと彼の口からはその台詞は出てはいけないのでまあ難しいな。


さて、そして今回の能パートとの融合の部分だがたぶん今までで一番良かったのではないかな。

能の舞がそのままで周りの役者とのリアクションで芝居が成立しているという状況がとても自然だったように思う。

今まで模索していたという感じだったのがようやく答えの一つを見つけたという感じかな。


そんな訳で今回は観に行けて本当に良かったよ。

2013/02/15

2013.2.15閉館 新京極シネラリーべ


2013.2.15閉館

新京極シネラリーベ
(72ビル)
-京都市中京区・京都府-

新京極シネラリーベ I  180 +(1)
新京極シネラリーベII   97 +(-)