2012/01/31

2012.1.31閉館 桶川マインシアター


2012.1.31閉館

桶川マインシアター
(おけがわマイン)
-桶川市若宮・埼玉県-

マインシアター1  132 +(-)
マインシアター2  132 +(-)


2012/01/21

2012.1.21名称変更&リニューアル TOHOシネマズ天神

2012.1.21名称変更&リニューアル
天神東宝 TOHOシネマズ天神
(東宝)(TOHOシネマズ)(TOHOシネマズ)
(天神東宝ビル)(ソラリアプラザ)
-福岡市博多区・福岡県-(本館)
-福岡市中央区・福岡県- (ソラリア館)

<増床前>
東宝1  298 +(2)
東宝2   52 +(1)
東宝3  246 +(2)
東宝4  113 +(1)
東宝5  229 +(2)
東宝6  112 +(1)
<増床後>
SCREEN1(本館)  290+(2)
SCREEN2(本館)   50+(1)
SCREEN3(本館)  239+(2)
SCREEN4(本館)  113+(1)
SCREEN5(本館)  222+(2)
SCREEN6(本館)  112+(1)
SCREEN7(ソラリア館)  259+(2)
SCREEN8(ソラリア館)  113+(2)
SCREEN9(ソラリア館)   61+(1)

2012/01/14

「とある魔術の禁書目録22」(2010)by蒲池和馬

長かったロシア編もこれで終了。
さらに長かった神の右席編としてもこれで終了し、次巻より新訳となる。


この巻でも冒頭に戦況報告があり、各陣営の状況が思い出しやすい配慮がされている。

とは言っても前巻で彼らそれぞれの目標は明らかになっていたし。


その三者の戦いの果てに、イギリス編で得たものが再び出てきた時にはさすがにうるっと来た。

今まで出てきた様々なキャラクターはどうしたんだと思ったら良いところで出てきやがった。


巻を追うごとに上手くなっていく原作者もここまで来たかという感じで、まあここまで巻数があるとそんなところまで考えてしまうわな。



というわけで仕上げの22巻楽しかったぜ。


美琴の本領発揮もアクセラレータの覚醒も浜面の成長も、そして上条当麻の覚醒も。

そして影の薄いヒロイン…

2012/01/12

「とらドラ4!」(2007)by竹宮ゆゆこ

ようやく借りられた4巻、夏休みの別荘編を読了。

アニメでこのエピソードを観たとき思ったのが「亜美がひたすら可哀想」だということ。
ある意味終始蚊帳の外みたいな感じだったからな。
もしくは空回り。

けどこちらでは少しは報われたんじゃないかな。
報われたと言える結果ではなかったかもしれないが。

あと大河、ここで気づいていたんだな。
結構重要な所だと思ったけどアニメでもあったっけ。


と、まあ本シリーズ中一番のハーレム展開の4巻でした。

この巻も筆が乗ってたなあ。

2012/01/08

「とらドラ10!」(2009)by竹宮ゆゆこ

手に手を取ってその場から逃げ去った竜児と大河。そして。


アニメのほうでは今一つ判りづらく感じた「何故唐突に泰子を罠にはめるに至ったか」と「何故大河を家に戻したのか」に関して何を竜児が想い考えたのかはこれでようやく正しく理解ができた。

すべてがそこから始まったけれど自分たちは同じことをしてはいけない。自分たちも同じ思いをしたくはないしもしそんな時があれば言い訳できなくなるよ。
っとまあだいたいこんなかんじかな。(だいぶ足りない気もするがきっときのせいだ。)


そして。
私はこの終わり方の方が好きだ。
二人だけに取って見ればアニメのほうもありなのだろうけれど先に上げた事を望んでいたのだとしたら卒業まで帰って来れない大河という図式はハッピーエンドではない。
また大河にしても竜児にしても自分たちのなにがいけなくてこんな遠回りになったのかは身にしみているだろう。
だからそのスキルを身に付けたからこの結末にたどり着けたのだと思えばこれはありだし実乃梨や亜美たちも報われるだろう。

けどまあ大枠は表現媒体の違いということでいいとも思う。


どちらも好きだ。それにかわりはない。

「とらドラ9!」(2008)by竹宮ゆゆこ

3年での志望別クラス分けの為の進路希望票とバレンタインの話。

というよりは、結局のところ大河の件が大きすぎて自分が見たこと聞いたことを無意識に封印してしまったか〉竜児

そしてその道さえ選ぶことができない竜児。自分の無力さや「いい子」の根元を思い出し思い知らされる。

皆が皆さらに傷つきお互いの関係に八方ふさがりになってしまった中で最後の爆弾が爆発する。
その時。

もうここまで来ると力業だったアニメに対してより悩み傷つき、そして決断する。ようやく。


いつ心を決めたのかのタイミングが小説とアニメでは違っていたように思う。

小説の方は素直に繋がったりしない。すべてが見えてもそれでも悩み苦しみ道を間違える。子供なのだ。

そしてそれに本当に気づいた時にようやく道が見えてくる。

それでも素直に心が決まらない。

私はこちらの方が好きだな。


というわけで次巻最終巻!

「とらドラ8!」(2008)by竹宮ゆゆこ

そしていよいよの修学旅行編。

電車の中でなんて読んでいなくて良かったよ。さすがにボロボロ泣き出す訳にはいかないからな。(笑)

男どもが女子の部屋に行く件がアニメでは今ひとつぼんやりしていたのだが、ああこういう流れだったのね。

小説のほうはいろいろ考えが逡巡する過程があるからあそこで竜児が話してしまうのは繋がるけれど、ということなのかな。

アニメとは違う結末を迎えるみたいだから今の時点では何も言えないな。


さて三人の本当の気持ちをある意味すべて聞いてしまった竜児。
どうする?

2012/01/07

「とらドラ7!」(2008)by竹宮ゆゆこ

亜美、実乃梨、大河。
三者三様に自分の想いに振り回され気づかされることになるクリスマスパーティー編。

そして当の竜児もようやく意を決する事になる。


もう一つ一つが心に刺さる。
三者三様にこれでもかとばかりに負のスパイラルに陥っていく様が。
誰に思いを寄せても痛いよ。

「とらドラ2!」(2006)by竹宮ゆゆこ

ようやく借りられた2巻を読了。

1話完結でも綺麗にまとまっていた1巻に新たな要素として第三のヒロイン亜美を登場させることで話を活性化させ、さらには後の種の一つとなる生徒会長が絡む短編「幸せの手乗りタイガー」まで掲載されたキーとなる巻でした。

まあそういう先々のことを考えなくても、亜美登場プラス校外清掃編は十分に筆が乗っている。
もはやこいつらが勝手に動いていると言っても良いくらい。
主人公周辺の腕白なキャラクターはもちろんのこと、一見周りから見ると地味な主人公にしても家事のこととなると我を失うからな。

そんな登場人物に振り回され仮面を脱ぎ捨てた腹黒娘亜美はアニメではやや弱く見えた「何故高須に惚れたのか」がはっきり判るのが嬉しい。

「女性作家だから」というステレオタイプな思考に当てはめてしまいたくなるほど彼女たちは言動と思考の不一致による泥沼に陥っていく。
古典的なラブコメディの仮面を被って。


さてさて、これで飛ばしたのは4巻だけだ。

借りられる前に10巻まで読み終わってしまいそうな気がするが。(笑)

2012/01/06

「とらドラ6!」(2007)by竹宮ゆゆこ

アニメでは今まで自分達が見てきたものがいったい何だったのかを思い知らされることとなった生徒会総選挙編であるこの6巻。

この原作ではそのアニメ以上に各々一人一人が苦しみ労り傷つき傷つけあっていく。


そしてあの爆発は原作通りだったんだね。
あとは交通整理さえうまくやれば良かったんだ。
まあそれができる人がそういないのが今だしそれがちゃんとできるのが凄いのだけれど。


にしても、北村が大河の告白を断ったのは大河が誰を思っているかをちゃんと分かっていたからだったのか。(本人の意識下では)
まあそうやって冷静に見られている分もう大河に脈はないのだけれど。

一方で北村の会長への思いは盲目的な信頼の上に成り立っているというところで恋愛というよりは友情要素のほうが多いのだろうな。
振られたことより裏切られたことの方が強い気がする。

けど、そういう信頼関係の上に成り立っている二人というものに嫉妬する大河という図式か。

自分が得ることの出来ない相互関係をみせつけてきたものが急に興味を失ったかのようにぽいと捨てられた日にはそりゃ大河も怒るわ。


けどさあて今まではまだ言い訳が立っていた大河と竜児の協力関係という図式がこれで完全に破れた。

そしてこれからはなんとなく挙動のおかしくなっていた人間が「諦めたはずなのに」火を注がれてしまった。

物語はまだまだ大きく動く。

「とらドラ5!」(2007)by竹宮ゆゆこ

諸事情により、というかたまたま借りられなかっただけだが「とらドラ!」の4巻を飛ばし5巻を読了。

アニメでいえば後半怒涛の展開となる前哨戦である文化祭編。

前半ややグダグダしてるのだけれど、それでも挙動がおかしくなり始めたみのりんや変わろうとし始めている亜美、変わらない振りをしている大河など絶対に4巻で何かあったな。(笑)

父親との一件に関しては結構時間をかけて描いてもいる。ただここはもう少し上手さが欲しかったかな。
逆にここらへんは全体的にうまくまとめたアニメのほうに上手さを感じた。

こちらで良いのはとにかく5人共心の書き込みが多いところか。
そして5人の仲間意識がそれなりに出てきたところか。
第三者の目で見ると絶対に夏休みに何かあったなと周りが疑うレベル。


あとここらへんから独身(30)の扱いがより酷くなってきたのかな?
赤い糸はあれ演技だったのか。アニメのほうはどう見ても素で反応しているようにしか見えなかった。


さあてここから本番スタートだぞ。

楽しみだ。