2023/09/27

「異人たちとの夏」 (1987) 山田太一

2023/09/27記


海外での再映画化が決まったとの事で、懐かしくなって読み始めました。

個人的に山田太一はドラマ脚本よりも一作目の長編小説「飛ぶ夢をしばらく見ない」や2作目の本作の方が好きだったりする。ついでに言えば本作が原作の大林宣彦の映画もとても好きだったりする。

そんな作品との久々の出会い。

とてもドライな部分と情熱的なものとの同居のさせ方が凄く上手いというか絶妙で、その余韻が心地良いんですよね。今回読み直してみて、こんなにあっさりしてたんだとも思った。

けど一方で感情ぐちゃぐちゃにされてしまう部分もしっかりとあって、そういう意味でこれがどんな形で映画化されるのかも楽しみ。

「飛ぶ夢…」も再映画化されないかなあ。

さておき脳内ではしっかりと風間杜夫で片岡鶴太郎で秋吉久美子で名取裕子でした。けど父ちゃん母ちゃん30代なんだよなあ。

2023/09/25

無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 12話 最終回


さて、後もう少しという事になれば、そんなに引き摺る事はないか。

とは言ってもシルフィーの事考えていなかったよなあ。

これがどう後を引くか。

アリエルはあの能力でルディにという事は、今度はルークとのあらぬ噂を…とかね。

大学から離れて母親の元へとなるとそこには師匠がいるだろうし、たぶんそれほど遠くはない場所に彼女もいるであろうし。

2クール目は来年4月からのようだけれど、個人的には怪獣8号、ユーフォ3期、シャニアニに加えて、スパスタ3期やゆるキャン△3期の可能性もあるとんでもないクールになりそうなので楽しみです。どうか時間帯被らないように。

2023/09/24

『007/私を愛したスパイ』 "The spy who loved me" (1977)

 『007/私を愛したスパイ』 "The spy who loved me" (1977)


(2023/09/24 グランドシネマサンシャイン シアター6)

シリーズ60周年記念上映での鑑賞。

4Kレストア版。

初見はロードショー公開時。

映画館での鑑賞はそれ以来だから約45年ぶり。

ついでに言えば、初めて映画館で観た映画ではないが映画というものが好きになったきっかけの作品。


さてまずレストアっぷりだけれど、昨日観た女王陛下よりは全体のバランスは取れていた。その代わりと言ってはなんだけれど息を呑むようなという感じのカットもなくというのはサイズ由来のゴニョゴニョな部分があるのかな。それ以前の話として、思い出補正に敵うものはなかなかない。


とは言ってもエスプリのカーチェイス(される方)4連発は見応えあるし、初登場でのQとあの車のスケール感のおかしさから堪能したし。

ユアアイズオンリーにも出てきたゴーゴル将軍との会話で原潜ポチョムキンが消息を絶ったとの台詞に対して、「sabotage?」と返す所や、ララのテーマ、ロレンス等のBGMの使い方、カイロのシーンは同時期のアレかなとか、果てはエスプリ上陸がアレだったり、そこに関してはそもそもリチャードキールの役名があれな上に最後にはだからねえ。

そして007におけるパインウッドクライマックスなタンカー内の英米露の共同戦線っぷりとかは、そう、これが私にとっての007のスタンダードなんだよなと思い返したりとか。

記憶との対比で言えば、この作品に関しては観た回数よりもサントラ聴いた回数の方が遥かに多くて、故にJames Bond'77には特に反応してしまう。

ああ、そういえば慰めの報酬はあのシーン思い出したよなあとか。

今回改めて思ったのは、本質的に怖いのはスペクターなどよりもこのストロンバーグのやっている事だし、前述のゴーゴル将軍がアマソワをボンドと組ませたのは、少なからず彼女の恋人を誰が殺したかわかった上でやってるあたりとか、こういう見方はアレだけれど、前作でB級ホラーで名を馳せたクリストファーリーに引き続いて、一時期ドイツ軍将校といえばだったクルトユルゲンスというのがまたね。

個人的に好きなのは、アバンで鹵獲された英原潜の艦長がなかなかにカッコ良いのだけれど、解放されてからの出番がと、対して米原潜の艦長はとか。

何はともあれ思い出の作品。45年ぶりの再会を楽しませていただきました。

白聖女と黒牧師 11話


これで最終回でも良いんじゃないかという引き。

と思っていたらCパートあった。

2人して前に進もうとしていたけれど、その結末は。

2023/09/23

シュガーアップル・フェアリーテイル 24話 最終回


基本的には正統派の少女漫画でありながら、なかなか人の裏をかくのが上手い展開の連続で、そのオフビートっぷりが楽しい作品でした。

などと書くと後者の印象が強く残りそうだけれど、ホント少女漫画だよなあ。

アンに落とされた後のシャルのアンに対する王子様っぷりと言ったら。そして同様するアンまでがワンセットで楽しかった。

アンとシャルの時間の流れの違いがあるかと思えば同じ妖精でもルスルの寿命はアンからみても束の間。但しの先があるのがまたね。

2人はいつかそれぞれの言葉の意味を、というか思いを正しく認め合う事が出来るのかな。出来るといいな。

『女王陛下の007』 "On her majesty`s secret service" (1969)

(2023/09/23 グランドシネマサンシャイン シアター6)

シリーズ60周年記念上映での鑑賞。

4Kレストア版。

やはりフィルム上映を念頭において作られた作品はこうやってレストアされるとカット毎のクオリティや質感のバランスでつまづいたりもするのだけれど、それらを差し置いても当時のセットやロケーション、やりたかった事見せたかったものをここまで綺麗に見えるのは良いなあ。

紗をかけたダイアナリグのアップとかはその前後とのコントラストがきつくなったりとかはあるのだけれど、例えばドラコの誕生日パーティーでの闘牛シーン、Mやボンド、ドラコの各執務室の内装。そういった本筋でない所にも心奪われてしまう。

で、そういったもの一切合財を体験した後に続くのが、ボンドの正体が割れてケーブルカーの機械室に閉じ込められてからのそれこそ小休止を挟むものの延々と続くアクション、そしてロケーション。

実を言えばここら辺だけビデオで何十回もひたすら見続けていたこともあるくらい好きな所をここまで素晴らしい状態で観られる素晴らしさ。(語彙がない)

スキーチェイスの素晴らしさ、BGMのオンオフで作られるリズムやサスペンス。何回も繰り返されてやっと得られる成果とか、なんとかやりすごそうと下を向いた足元でサッと止まるスケート靴とか吹雪をやり過ごし夜が明けてからの再スタート。

果ては圧倒的な雪崩のシーン。

そこから物語上必要最低限な手続きを経てあの夕陽をバックに3機編隊で飛ぶヘリのシーンの美しい事。

あれは本当に涙出てきた。まあその後に本当に泣かされるんだけれどね。

どうしよう。色々と止まらなくなってきた上に取り止めも無くなってきた。

レイゼンビーにしてもダイアナリグにしてもいいんだよねとか、それこそあのオープニングシークエンス!とか、ユアアイズオンリーのアバンとかカジノロワイヤルのあのシーンとか延々と語っていたくなる。

観られて本当に良かったよ。

できれば雪崩と夕陽のシーンのためだけでも良い劇場で。


あ、ここまでピーターハントにもジョングレンにも触れていない。(笑)

それよりもまずはMGMとUAのオープニングロゴの鮮明な事。

それに続く深夜のカーチェイスから夜明けの海岸、そして早朝の格闘という光源の移り変わる時間帯での一連のシークエンスはこれドルビービジョン案件だよなあ。

前述のパーティーシーンやピスグロリアに入るシーンは昼間でしっかり景色を堪能なのだけれど、これまた前述のピズグロリアからの脱出シークエンスは夜から始まって馬小屋までが日付を跨ぐ前。

そして逃走再開から雪崩までが完全に日が昇ってからでトレーシー救出が夕陽をバックに。ん?あれ朝焼けだっけ?

こういった時間帯跨ぎで刻々と景色が変わる中のアクションシーンがわかってるなあという感じなんだよなあ。(上から目線)

話変わるがカーリングのシーンはトレーシー救出の際にマシンガン撃つボンドと同じ場所で同じような体勢なのが地味に好きだったりする。

好きなシーンといえばメッサヴィー卿の私邸のシーン。

執務室というかその前室のマネペニーへのありがとうを受けての目線を交わさないボンドとの会話は大好きだ。

口紅の8があの体勢でよくあそこまで綺麗に描けたよなあとかボンドが手持ちのアイテムを工夫してドア解除の細工を作って出て行ったのに、戻ってきたら爪ヤスリであっさりとでのシーンも好き。

これまた地味にピズグロリアで彼女達と初めて会う一連のシーンの後ろで(だったよな)整えられるたぶん風景自慢だったであろう元レストランの名残りを示すディナーの準備や、それがたまたま居合わせた?現地人員の台詞にも出てくる所との相互補強。

あの建物が風光明媚なのは前述の救出劇の時にさらに実感するのだけれど。

ここら辺も語り足りないが次へ行こう。

メインタイトルでの今まで振り返りでコネリーボンドのそれまでが流れて、さらに辞表を書いて身辺整理の為片付けているボンドの机の中から出てくるアイテムとBGM。ドラコの執務室へ連行されるシーンで掃除してるおっちゃんの口笛。地続きの作品だよという感じである一方でこの作品はコネリーとは合わないよなと思う一方で次作のダイヤモンドはレイゼンビーには合わないよなというあたりはある程度当て書きとなる部分やアドリブなんかもあったりするのかな。

と、これでようやくレイゼンビーの話ができる。

初登場のシーンはその顔つきまで含めて違和感あるのだけれどアクションシーンの映えはあの体格も活きていてボンドになってるんだよなあ。それら踏まえてラストシーンでは紛れもないボンド。もっともらしくないようにみえるシークエンスなのだけれど。

さて、ここもまだまだ語り足りないのだけれど、まだピーターハントが出てこない。

これじゃ永遠に終わらないから先にジョングレンに触れておくか。

この作品の前までこのシリーズの第二班の監督と編集をしていたピーターハントからその仕事を受け継いだのがジョングレンでその後ムーンレイカー以降彼も監督となるのだけれど、本作オマージュ的な所がそれらにあってそれも好きなんだよなあ。

諸々の権利がクリアになってようやく再登場したプロフェルドっぽい奴の特徴があれなのが、その直前の墓参り含めて本作の続きであったり、そのユアアイズオンリーは鳩との関係性や頂上の寺院など、けっこう本作の匂いが強くて好きだったりする。

同様に監督は違うがリビングデイライツやカジノロワイヤルが好きなのも少なからず本作と同じ匂いがあるからというのもある。

と、ここまで書いてもまだ出てこないピーターハント。

まあ今まで書いたすべてがピーターハントの魅力なのだけれど、それは置いても彼の魅力はアクションシーンだよなあ。何よりもスキーシークエンス。このカット割最高だしこれだけでも永遠に観ていられる。そういえば、そういうシーンがあると知らずに観ていた『インセプション』であんなシーンがあった時には血脇き肉踊ったよ。


スプリガン 12話 最終回

さすが最終回。

Aパートの森の中でのアクションシークエンスは今回のアニメの中でも特に良かった。

やはりアクションは高低差遮蔽物ありでの上下左右動を引きとアップのカット割で魅せるのが一番だな。

ましてや相手は教官。

個人的にはあの映画と同じ事にならないかと心配だったのだけれど、そんなことはなくてホント良かったよ。

さらに続くのかな。

ここまで御神苗優のスペックをみせた上でのこの引きは楽しみだよなあ。

2023/09/21

文豪ストレイドッグス 61話 最終回


誰?

作品中の今が明治な雰囲気とすると36年後が現実史のあそこらへんとなるのかな。オカルト絡んでくる?

登場人物達じたいは多岐の時代に渡っているが。

時代的にある程度固まっていたのが、ブラムストーカーではなくブラドが出てきた事でだいぶ時代が広がった?

その上で、出てきた神話系に見える新キャラ。もしかして紀元前まで遡った?

フョードル初登場時みたいな終わり方だ。

ほんとここからどうなるんだ。

2023/09/19

もののがたり第二章 24話 最終回

くしげが喋った。

いつかその日は来るだろうとは思っていたが不意打ち喰らった。

いくつかの未来への手がかりと、不安とも期待ともつかない終わり方。

傘というアイテムを額面通り受け取れなくなっている一方で、婚礼調度の台詞の後のぼたんのもう一歩。

ここから先も観れるのかなあ。