2013/04/29

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない11」(2012)伏見つかさ

とうとう最終巻直前となる11巻を読了。

前巻ラストの引きが引きだっただけに一体どんなことになるのかと思っていたら…。


もうこれが最終巻でもいいじゃないかっていう内容でした。

むしろこれからどうやって最終巻を盛り上げるんだよと。

ざっくり言ってしまえば何故二人の仲が悪くなったのかの最終解決編とそこから始まる最終決戦の始まりと言ったところか。

皆が皆これから始まるバトルロワイヤルに対して万全の構えで望もうとするのに対し、対する側もすべてのわだかまりが取れて覚醒していると。


結果はもう一つしかなくて、それは皆が皆判っている上で臨もうとしてるんだよねえ。
それも皆勝ちに来ているという。

まあそれが心地良いったらありゃしない。


きっと原作を読むのはアニメの方を見終わってからなのだろうけれど、楽しみだな。

どちらもどう締めてくるのかな。

2013/04/26

2013.4.26オープン シネマックスつくば


2013.4.26オープン

シネマックスつくば
(シネマックス)(千葉興行)
(イオンモールつくば)
-つくば市稲岡 ・茨城県-

シアター1   84 +(1)
シアター2   95 +(1)
シアター3   95 +(1)
シアター4   95 +(1)
シアター5  162 +(2)
シアター6  162 +(2)
シアター7  140 +(2)
シアター8  182 +(2)
シアター9  369 +(3)
ADMIXシアター  417 +(3)


2013/04/20

「僕は友達が少ない6」(2011)平坂読

「僕は友達が少ない6」を読了。

今回は小鳩のお誕生日会回。

今まで何かしら残念なことになっていた隣人部の活動だったが、まあ瞬間的にしろ同じ方向を向くことができたのはある意味感動的だったな。

ある意味一番根源的なものだから、初めての肉親以外にも祝ってもらえるお誕生日会というシチュエーションが皆憧れだったのだろうな。
まさかハッピーバースデイトゥユーを皆でハモれる日が来ようとは。

これ以上のお友達イベントはないな。

というわけで別局面が展開するのはまたこれからの話。


そして番外編は中の人ネタ多めでした。

2013/04/18

「僕は友達が少ない8」(2012)平坂読

「僕は友達が少ない8」を読了。

アニメ2期のラストの少し前、クライマックスまでということで、ここから先は新刊待ちということになる。
6巻だけまだ読んでないけど…。

それはさておき、少しづつ今までと違うところを見せ始めた(もしくは小鷹が認識できるようになった)幸村がとうとう本音を語った(というよりは小鷹自身が今まで避けてきた質問を出来るようになった)とか、こちらは実は逆でようやく本音を言うことができた理科(まあ聞く方が今まで拒否ってた分が大きいが)に至ることが出来て良かった。

まあそれよりも本巻はこの物語の本質がとうとう出てくるところにあるんだよな。

残念な人間たちが集まって、それはいつの間にか周りからみたらそんな集まりに見えなくなっていて、残念だなんて何言ってんだよと思っていたらそいつらは何考えていたんだか。
うーむうまく説明できないな。



説明の仕方を変えよう。
以前、とても居心地の良い場所があった。

そこは初めて足を踏み入れたときには本当にドキドキものだったのだけれど、たしかにある部分は人並みはずれた情熱と知識に溢れている一方で人として歪な人達ばかりだったんだ。
ただそこはとても居心地が良かった。
そしてまあそんな中だから遠慮せずに自由に行動出来ていて気がついたら今まで自分ができないと思っていたことが自然に出来るようになっていた。
けど元の自分というのは未だに変わっていないんだよな。

ってところまではほぼ自分を見ているようだった。(←何故そんなに自信過剰なのだ>自分(笑))

のでそこから先の小鷹を暖かく見守る事が出来た?否共感した?いや単に自分語りがしたいだけ?


まあ本質的にこの作品、いろいろぶれてるように見えることがあっても最初から何も変わってないよ。けど皆少しだけ成長してるよというのが今回だったのかな。

そして、主人公として覚醒した小鷹は最初の残念な二人、星奈と夜空との決着をつけるために歩き始めた。


さて彼らの未来は如何に。

2013.4.18オープン OSシネマズ神戸ハーバーランド


2013.4.18オープン

OSシネマズ神戸ハーバーランド
(OSグループ)
(神戸ハーバーランドumie)
-神戸市中央区・兵庫県-

神戸ハーバーランド1  146 +(-)
神戸ハーバーランド2   82 +(-)
神戸ハーバーランド3  171 +(-)
神戸ハーバーランド4  106 +(-)
神戸ハーバーランド5   66 +(-)
神戸ハーバーランド6  171 +(-)
神戸ハーバーランド7  191 +(-)
神戸ハーバーランド8  312 +(-)
神戸ハーバーランド9  155 +(-)


2013/04/17

「僕は友達が少ない7」(2011)平坂読

「僕は友達が少ない7」を読了。

6巻まだ読んでいないのに。


ということは置いといて今回は学園祭準備編。
ということは6巻はあそこらヘんなのね。なんて思いながら、ちょうどアニメ2期ではかなり面白くなってきてる部分を読んでました。

アニメでは一番好きなシーンの始まりが入ってるんだよな。
割とそのままだったんだな。

全体から見ると、ちょうどこの作品の本質が暴露される回なんだけれど、ある程度話を聞いていた身としてもあれはぐっと来るものがありました。

あと、アニメ2期の最後のネタはここらへんから仕込みがあったのね。

星奈がちゃんとらしさが出てるというか、うん、星奈あんたは友達思いだよ。
ただそこを踏み台にして成長してしまった感もあるかな。


さて、次巻はあれか。

2013/04/14

2013.4.14閉館 甲宝シネマ


2013.4.14閉館

甲宝シネマ
-甲府市中央・山梨県-

シネマ1  143 +(-)
シネマ2  183 +(-)
シネマ3   86 +(-)
シネマ4  106 +(-)



「人類は衰退しました8」(2013)田中ロミオ

今回収録されているのは「妖精さんたちの、ゆめであえたら」1編のみの8巻を読了。

前作で壊滅状態となったクスノキの里は復興がなかなか進まず、といった出だしから、アニメ動画マンになるわたし…という方向に進むと思いきやARやら夢やら月世界旅行やらアプリやら。
一方で逆子を抱えたヤンママからの里にお医者さんがいないので何とかして欲しいとの話があったり、かつてあった同類誌の輩がまた出現したり(これはYのせいだが)

相変わらずの優しい毒に紛れながらこれらが展開していく感じが楽しくてしょうがない。ということはおいといて、かつてない状況に追い込まれたわたしは…。


これが収束して感動の展開に繋がるとは思ってもみなかった。
答えは最初から目の前にぶら下がっていたのに全然気づかなかったよ。

それはまるで「わたし」みたいだ。


そんな、こんな最終回みたいな状況なのに「つづく」だと?

おお。

2013/04/12

「僕は友達が少ない ゆにばーす」(2011)平坂読他

「僕は友達が少ない」のアンソロジーノベル、「…ゆにばーす」を読了。

出版社縦断で人気作家に寄るアンソロジーノベルという意味ではGA文庫の「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」ガガガ文庫の「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」MF文庫Jの「変態王子と笑わない猫」などアニメ化された作品の作者がいろいろ揃っているのでショーケースとして面白かった。

そしてそれ以上に感じたのは皆さんけっこう特徴を捉えて書いているようでいて一番最後の部分、キャラクターのほんのちょっとしたところが違っていたのが面白かった。
その中で一番原作から離れた題材で書いた原作者がやはり一番キャラクターを捉えられてるなあというのを認識することが出来た。
こうだけどここでこうは動かないというのが見えてくるんだよなあ。

まあ多少は遠慮とかあるのだろうけれど。

「僕は友達が少ない5」(2010)平坂読

「僕は友達が少ない5」を読了。

4巻ラストの前振りされた爆弾は、この5巻では徐々に膨らむ程度で済んだもののそこから派生したものでまたいろいろ大変なことに。

イラストというか挿し絵的にはますます電車内で読みづらくなってきたものの、活字を使った爆弾は、まあ(笑)

しかしまあますますフォントサイズは多用されているな。ジェットコースターの段組とか見開きがかたやイラストかたや一言のみとか。
一人称のレトリックも増えてきた。
というか小鷹含めて段々感情だだ漏れになってきてるな。

そしてまあ今回の大ネタは幸村がついてない話だったか。
アニメもここらへん上手かったなあ。
夜空のあの一言は原作でも十分破壊力があったけれどここはさすがプロと言ったところか。ジェットコースターの理科もさすが芳佳ちゃんだったけれど。

で最後にタイムマシンでした。
徐々に高まる緊張。
四方で炸裂する爆弾。

小鳩がやや消え気味というよりはマリアが唯一の救いみたいになっているのかな。


さて面白くなってきました。

2013/04/11

「僕は友達が少ない4」(2010)平坂読

「僕は友達が少ない4」を読了。

3巻ラストで再会を果たしたタカとソラだったが、友達のいない小鷹には関係の無い話だった。

まあ話が転がる転がる。

というかもう十分あなた達には友達がいるじゃん。
というところから別の要素が入ってくるのだけれど、各キャラクターがいるだけで話をいくらでも膨らまして来るのでどちらかというとそちらに目がいってしまう。
けど徐々に包囲の輪は狭くなりつつあり。

というところに次回のための爆弾を放り込んで終わりでした。
さてさて。

2013/04/09

「僕は友達が少ない3」(2010)平坂読

「僕は友達が少ない3」を読了。

1巻丸々夏休み編。
基本的にショートエピソードの積み重ねなのだけれど、それがまるで夏休みの日記帳みたいに感じて面白かった。

隣人部は何せ夏休みという単語から一番程遠いところにいる面々だからなあ。
それだけにいろいろ憧れて足掻いてる。
平気な顔してるけどそうじゃないだろうという思いと、何だかんだで楽しくやってるじゃないかという思いが湧き出てくるのだが、最後にちょっと残念なことに。

そこから先で前々からの前振りがようやく形となって現れる。
原作のほうがより夜空に感情移入できてるから最後のあのカットは来るものがあるなあ。

2013/04/08

「僕は友達が少ない2」(2009)平坂読

「僕は友達が少ない2」を読了。

アニメ2期のエピソードが出てきたと思ったら1期に戻ってという感じでけっこういじってたんだな。

1巻では冒頭の回想でしか出てこなかった理科とマリアも加わりさらには小鳩も部室に顔を出すようになって、ようやく隣人部が勢揃い。

しかしまあ聞かなかったことにしようが徐々に多くなってきたか。
そしてたしかに理科は最初から状況を正確に見ているな。少し変なスイッチ入ってしまう事があるだけで。

星奈と夜空はほんとに仲がいいな。そして何か自分達でも気づかないうちに相手のこと気にしているのが何とも。

それでいて容赦がない…っていうかこんな文章太字ででっかく書くんじゃねえよ!電車の中で読みづらいだろう!(笑)

ってな仕打ちを読者にもしてくるあたりホント容赦ない。(笑)

しかしまあこの遠慮の無さがいいな。

2013/04/07

2013.4.7閉館 シネマコレクション東金

2013.4.7閉館

シネマコレクション東金
(東金ショッピングセンター サンピア)
-東金市東岩崎・千葉県-

シネマコレクション東金1  116 +(-)
シネマコレクション東金2   77 +(-)
シネマコレクション東金3  107 +(-)





閉館のお知らせ
(2013.4.7 シネマコレクション東金公式サイト

2013.4.7閉館 シネモザイク


2013.4.7閉館

シネモザイク
(東宝)(OSグループ)
(モザイク)(神戸ハーバーランド)
-神戸市中央区・兵庫県-

シネ1  263 +(1)
シネ2  263 +(1)
シネ3  184 +(1)
シネ4  158 +(1)



「僕は友達が少ない」(2009)平坂読

「僕は友達が少ない」を読了。

前々から面白いという話は聞いていて、以前のアニメ化の際にも借りようかなと思っていたのだが、当時の順番待ちの長さもけっこうあったしで先延ばしにしていたのが、ここにきてアニメ2期めが終わって改めて面白いなと感じたので借りてみました。


うん。たしかに面白い。
何よりも、これはまず小説として面白い。

アニメの方もいろいろなトリックやレトリック含めて読み進んでいくのが面白いなと思ってはいたのですが、やはり原作が小説だけあって文章にしての想像する面白さ不便さを楽しむ事が出来るようになっています。
ああ、何かこれは情報がないことが良い方向に作用する作品だなと。
自分のペースで読んで笑ってツッコミを入れてがごく自然に出来る作品だなと。

それくらい、この作品の登場人物たちは残念でなりません。
それも自分たち自身は自覚がない。

そしてそこにツッコミを入れる主人公自身にもいろいろあるのだけれど、一人称だからねえなんて思ってしまうのはある程度アニメでその内容を知っているからというのも読むタイミングとして良かったのかな。

あとはそうだなあ。サブタイトルとか写植レイアウトの使い方も視覚的で好きだな。

ゆえに同じ小説でも音読、朗読ではなく紙の文字を読み進めることに楽しみを覚えられる。
そんな作品だ。
(この場合紙でなくても同じように文字が配列された電子書籍でも構わない。)


さてと続きが楽しみだ。