「氷菓」(2001)米澤穂信を読了。
ああ、これは間違いなく小説であることに喜びを感じる小説だ。
それで何となく理解した。
テレビアニメの「氷菓」がアニメーションであることにこだわっていた理由を。
まったく同じものでは無いどころか全く異質なもの。けと同じ魂を持ったものを作ろうとしたのだな。
西尾維新とシャフトが化物語で取ったのと同じことをここでやろうとしていたのだな。
それほどまでに刺激的であったのか。
これを先に読んでいたら何故これをアニメ化するのかと思っていたことだろう。そしてそれを言えるのはアニメを先に見たからかもしれない。これは矛盾?
まったく別物と思いつつもその声は彼ら彼女らで再生され、その姿もまた然りなのだがダイジェストとか改変とかそういう話ではなく別物。別の世界に生きているものだ。
ホントこれだから京アニは油断ならないのだ。
とアニメに絡めた話はこれくらいにして、奉太郎にしても里志やえる、摩耶花にしても実に血肉の通った人間に描かれている。奉太郎の見た理解できない他人しかし理解してみたい他人として、それは自分自身も含めて存在している。
故に魅力的なのだろうな。
さてさて物語はまだ始まったばかり。
果たして彼ら彼女らに待ち受ける未来は何か。
2012/11/04
2012/11/01
2012/10/28
『ストライクウィッチーズ劇場版』(2012)
文字通り夢の各国連合艦隊が異種生命体の圧倒的な科学力の前に為すすべもなく崩れ去っていく。
対する人類の切り札はその能力を最大限に引き出すストライカーズユニットを履いたウィッチと呼ばれる少女達。
まさかハリウッドに丸パクリされるとは思わなかったなあ。(嘘)
というわけで『ストライクウィッチーズ劇場版』(2012)を観ました。(2012/10/27 at DVD)
やはりライン川を遡上して艦砲射撃で援護する大和はいいなあ。
天城の甲板の広さも人視点のショットの生々しさがあって魅力的。
その天城が氷山に激突した後の描写、実は結構判りやすかったんだね。
外装描写からの内部の切り替えでどこで事故が起こったか示されてる。って当たり前のことをやっていたのを初見では気付いていませんでした。
そういえばエイラとサーニャが雲の上飛ぶのが寒くなってきたからと雲海の下に降りた時に霧の中出会ったのは大和だったな。
ゼロの水上艇と共に彼女ら発進していたしね。大和乗員は芳佳に足を向けて眠れないからねえ。
しかし芳佳の留学話って実は再びヨーロッパ戦線が活性化する兆しが見えたので再投入するための口実だったのだよなあ。何もなければそのまま本当に留学だったのだろうが。
まあテレビアニメ1期も似たような状況(墓参りと言って連れ出してそのまま戦線投入…は言い過ぎか)ではあったものな。
けどまあなんといっても芳佳復活は燃えるなあ。理由なんてどうだっていいじゃんというレベルの潜在能力の高さを常に見せられてきたから違和感ないよ。
もちろん芳佳のジープアクションも最高だ。
魔法力の無い芳佳が持つ機関銃の重量感とかジープの大きさに対して小柄な彼女が文字通り体当たりで転がすジープはまた迫力満点でした。
そしてラストにようやくでるタイトルロゴとその後にでっかく出た「つづく」の文字。
最後の最後まで燃えさせてくれました。
対する人類の切り札はその能力を最大限に引き出すストライカーズユニットを履いたウィッチと呼ばれる少女達。
まさかハリウッドに丸パクリされるとは思わなかったなあ。(嘘)
というわけで『ストライクウィッチーズ劇場版』(2012)を観ました。(2012/10/27 at DVD)
やはりライン川を遡上して艦砲射撃で援護する大和はいいなあ。
天城の甲板の広さも人視点のショットの生々しさがあって魅力的。
その天城が氷山に激突した後の描写、実は結構判りやすかったんだね。
外装描写からの内部の切り替えでどこで事故が起こったか示されてる。って当たり前のことをやっていたのを初見では気付いていませんでした。
そういえばエイラとサーニャが雲の上飛ぶのが寒くなってきたからと雲海の下に降りた時に霧の中出会ったのは大和だったな。
ゼロの水上艇と共に彼女ら発進していたしね。大和乗員は芳佳に足を向けて眠れないからねえ。
しかし芳佳の留学話って実は再びヨーロッパ戦線が活性化する兆しが見えたので再投入するための口実だったのだよなあ。何もなければそのまま本当に留学だったのだろうが。
まあテレビアニメ1期も似たような状況(墓参りと言って連れ出してそのまま戦線投入…は言い過ぎか)ではあったものな。
けどまあなんといっても芳佳復活は燃えるなあ。理由なんてどうだっていいじゃんというレベルの潜在能力の高さを常に見せられてきたから違和感ないよ。
もちろん芳佳のジープアクションも最高だ。
魔法力の無い芳佳が持つ機関銃の重量感とかジープの大きさに対して小柄な彼女が文字通り体当たりで転がすジープはまた迫力満点でした。
そしてラストにようやくでるタイトルロゴとその後にでっかく出た「つづく」の文字。
最後の最後まで燃えさせてくれました。
2012/10/21
2012/10/18
「新約とある魔術の禁書目録(インデックス)4」(2012)鎌池和馬
「新約とある魔術の禁書目録(インデックス)4」(2012)鎌池和馬を読了。
魔術側ではない反学園都市組織をひとつにまとめたものが学園都市の超能力者を凌駕する人材発掘の為に始めたトーナメント。そこには利害の一致するグレムリンからも警護目的で能力者が派遣されていた。
そのトーナメントの参加者が見たものは。
という形でトーナメントの裏側で上条当麻たち対グレムリンという状況になるかと思いきやろくに試合もないうちに学園都市は木原一族を投入して続行不可能な状態に。
グレムリン対木原一族といういつもと違う異種格闘技が展開されたり、どちらでもないものがそれなりに存在感を示したり挙げ句の果てに実はやりたかったのが復讐劇だったという盛り沢山な内容は相変わらず。
今回は新約になって初めての上条当麻たちではなく単独パターンだったりさらにその当人もほとんどが両者の恐れるアイコンとしてだけの登場だったり(まあ最終的に出てきたが)、どちらにも属するものが出てきたり、復讐劇以前に両者が求めていたものは漠然として何かだったのだがその何かが生まれる前に当麻がそこに存在することで潰してしまったり、第二位だったものがまた徐々にその形を取り戻し始めていたり、「とある…」の最終巻の伏線がようやく動き出し始めたりとまあ上げ始めるときりがない。
相変わらずのサービス精神旺盛なところに脱帽です。
魔術側ではない反学園都市組織をひとつにまとめたものが学園都市の超能力者を凌駕する人材発掘の為に始めたトーナメント。そこには利害の一致するグレムリンからも警護目的で能力者が派遣されていた。
そのトーナメントの参加者が見たものは。
という形でトーナメントの裏側で上条当麻たち対グレムリンという状況になるかと思いきやろくに試合もないうちに学園都市は木原一族を投入して続行不可能な状態に。
グレムリン対木原一族といういつもと違う異種格闘技が展開されたり、どちらでもないものがそれなりに存在感を示したり挙げ句の果てに実はやりたかったのが復讐劇だったという盛り沢山な内容は相変わらず。
今回は新約になって初めての上条当麻たちではなく単独パターンだったりさらにその当人もほとんどが両者の恐れるアイコンとしてだけの登場だったり(まあ最終的に出てきたが)、どちらにも属するものが出てきたり、復讐劇以前に両者が求めていたものは漠然として何かだったのだがその何かが生まれる前に当麻がそこに存在することで潰してしまったり、第二位だったものがまた徐々にその形を取り戻し始めていたり、「とある…」の最終巻の伏線がようやく動き出し始めたりとまあ上げ始めるときりがない。
相変わらずのサービス精神旺盛なところに脱帽です。
2012/10/16
「ヴァンパイア」(2012)岩井俊二
「ヴァンパイア」(2012)岩井俊二を読了。
岩井俊二の小説としては「ウォーレスの人魚」とか好きだったのだけれど、本作のタイトルから同じような匂いを感じたので久々に読んでみたくなったのが、読むに至った経緯。
最近日本で公開された映画との関係とか予備知識は一切入手しなかった。
さて、実際に読んでみると「おお、さらにこじらせてるな。」という感じの前半から同族嫌悪を経てふいに光を見いだしてという構成自体は好きなのだが、彼がふと彼女を殺したくないという思いに至った部分が弱かったかな。
これが映像であれば何かしらもう少し共感できるヒントがあったのかも知れないが。
まああと、これはしょうがないのかもしれないが、彼女たちとの置かれた状況のバリエーションが、実際に調べてみたら引っかかってくるような類型的なものばかりに見えてしまったのが残念だった。
これは言ってみれば手垢の付いた分野であるのでしょうがないといえばしょうがないのだけれど。
ラスト、クライマックスな部分はさすがに映像が頭の中に入ってきたな。
そのための仕掛けだったのねというところがいかにも岩井俊二らしい好きな一面である。
さて、そのうち気が向いたら映画のほう見てみるかな。
その関係性は今も調べてはいない。
岩井俊二の小説としては「ウォーレスの人魚」とか好きだったのだけれど、本作のタイトルから同じような匂いを感じたので久々に読んでみたくなったのが、読むに至った経緯。
最近日本で公開された映画との関係とか予備知識は一切入手しなかった。
さて、実際に読んでみると「おお、さらにこじらせてるな。」という感じの前半から同族嫌悪を経てふいに光を見いだしてという構成自体は好きなのだが、彼がふと彼女を殺したくないという思いに至った部分が弱かったかな。
これが映像であれば何かしらもう少し共感できるヒントがあったのかも知れないが。
まああと、これはしょうがないのかもしれないが、彼女たちとの置かれた状況のバリエーションが、実際に調べてみたら引っかかってくるような類型的なものばかりに見えてしまったのが残念だった。
これは言ってみれば手垢の付いた分野であるのでしょうがないといえばしょうがないのだけれど。
ラスト、クライマックスな部分はさすがに映像が頭の中に入ってきたな。
そのための仕掛けだったのねというところがいかにも岩井俊二らしい好きな一面である。
さて、そのうち気が向いたら映画のほう見てみるかな。
その関係性は今も調べてはいない。
2012/10/15
「人類は衰退しました3」(2008)田中ロミオ
「妖精さんたちのおさとがえり」が収録された3巻を読了。
アニメの方を観ているおかげで、ぴおんもおやげも声固定です。
実にジャストフィット。
妖精さんたちがお里帰りしてしまうと実にシビアな話になってしまったのですが復活と共にファンタジーに。
さらには夢とロマン溢れる話になりました。
そうだよね。外は寒いよね。
アニメの方を観ているおかげで、ぴおんもおやげも声固定です。
実にジャストフィット。
妖精さんたちがお里帰りしてしまうと実にシビアな話になってしまったのですが復活と共にファンタジーに。
さらには夢とロマン溢れる話になりました。
そうだよね。外は寒いよね。
2012/10/13
『劇場版魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語』(2012)
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[後編]永遠の物語』を観ました。
(2012/10/13 at ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10)
いやあ、劇場の大スクリーンで「かなめさあぁぁぁん!」と絶叫されるのはさすがに少々照れくさいな。〉ホムラチャン
さて、テレビ放映時と同様に何をやらかすか判らないスタッフが「新作を前提とした総集編」を制作し公開するという事で、まるでテレビ放映時と同様にドキドキ感を与えてくれた事は本当に感謝している。
総集編なのにこんなに楽しませてくれるだなんて本当に楽しかったよ。
さて、ここからはその楽しみをとっておきたい人たち以外に向けての感想。
つまり総集編以外に何かあったかということが気になる人向けだけれど…
10
・
9
・
8
・
7
・
6
・
5
・
4
・
3
・
2
・
1
・
やはりスタッフはキュウべえだな。
「初めに説明しなかったかい? 総集編だと言ったじゃないか。」
前編はあの時間にまとめるためにいろいろやっていたし細かい事をいろいろやっていてこれは後編もさらにスケールアップするか?と思わせる感じがなんともいえなかったのだが、さすがに9話以降はほとんど手を付けられなかったか。
いや、あの構成で他にこれ以上のものを用意できるかといえば思いつかない。
未来を変えてしまって良いわけでもなく、後は各話のつなぎ部分、やっぱり難しいよね。正直に言ってどういう構成にしてくるかが一番の楽しみのひとつだったのだが、こういうのはあまり得意ではないのね。
(一番がいくつもあるのは仕様なのでそこの突っ込みは無しで)
さて、これできっと「自称元魔法少女たち」の一部はソウルジェムを黒く濁らせているに違いない。
まあけれども、あの物語を劇場の大画面で観ることが出来たのは本当に良かった。
だって初めて観た時に思ったもの。ああ、これを劇場の大画面で観られたらって。
私の思いは見事に叶えられたし、さらには再びこんなドキドキも得られた。
ちゃんとあの曲はあの場面に流してくれたしまあ願わくば10話を45分→30分に切った時に映像にならなかった部分も観たかったなぐらいは思ったけれど。
そして…。
エンディングロールが終わっても誰一人席を立つこともなく静まり返った中…
ようやく3作目、新作となる部分の予告編が流れる。
おお、これこそは期待していいかも!
うん。
正直に言ってあの予告編で一つの道、可能性を思いついた。
しかし本当にそんなことが起こるのだろうか。直接的にそれを示唆するものは何もない。
妄想かも知れないのでそれが何かはその3作目を観るまで心に秘めておく。
ヒントは本編にも確かにあった。
うわぁ、これは楽しみだぞ。
外れたにしても「最初に言わなかったかい。これは妄想かもしれないと。人は情報不足で自分が判断ミスをすると、何故か他人を憎悪するんだね。訳が分からないよ。」と言えるものね。
(2012/10/13 at ユナイテッドシネマ豊洲スクリーン10)
いやあ、劇場の大スクリーンで「かなめさあぁぁぁん!」と絶叫されるのはさすがに少々照れくさいな。〉ホムラチャン
さて、テレビ放映時と同様に何をやらかすか判らないスタッフが「新作を前提とした総集編」を制作し公開するという事で、まるでテレビ放映時と同様にドキドキ感を与えてくれた事は本当に感謝している。
総集編なのにこんなに楽しませてくれるだなんて本当に楽しかったよ。
さて、ここからはその楽しみをとっておきたい人たち以外に向けての感想。
つまり総集編以外に何かあったかということが気になる人向けだけれど…
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やはりスタッフはキュウべえだな。
「初めに説明しなかったかい? 総集編だと言ったじゃないか。」
前編はあの時間にまとめるためにいろいろやっていたし細かい事をいろいろやっていてこれは後編もさらにスケールアップするか?と思わせる感じがなんともいえなかったのだが、さすがに9話以降はほとんど手を付けられなかったか。
いや、あの構成で他にこれ以上のものを用意できるかといえば思いつかない。
未来を変えてしまって良いわけでもなく、後は各話のつなぎ部分、やっぱり難しいよね。正直に言ってどういう構成にしてくるかが一番の楽しみのひとつだったのだが、こういうのはあまり得意ではないのね。
(一番がいくつもあるのは仕様なのでそこの突っ込みは無しで)
さて、これできっと「自称元魔法少女たち」の一部はソウルジェムを黒く濁らせているに違いない。
まあけれども、あの物語を劇場の大画面で観ることが出来たのは本当に良かった。
だって初めて観た時に思ったもの。ああ、これを劇場の大画面で観られたらって。
私の思いは見事に叶えられたし、さらには再びこんなドキドキも得られた。
ちゃんとあの曲はあの場面に流してくれたしまあ願わくば10話を45分→30分に切った時に映像にならなかった部分も観たかったなぐらいは思ったけれど。
そして…。
エンディングロールが終わっても誰一人席を立つこともなく静まり返った中…
ようやく3作目、新作となる部分の予告編が流れる。
おお、これこそは期待していいかも!
うん。
正直に言ってあの予告編で一つの道、可能性を思いついた。
しかし本当にそんなことが起こるのだろうか。直接的にそれを示唆するものは何もない。
妄想かも知れないのでそれが何かはその3作目を観るまで心に秘めておく。
ヒントは本編にも確かにあった。
うわぁ、これは楽しみだぞ。
外れたにしても「最初に言わなかったかい。これは妄想かもしれないと。人は情報不足で自分が判断ミスをすると、何故か他人を憎悪するんだね。訳が分からないよ。」と言えるものね。
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