2011/08/31

2011.8.31閉館 広島宝塚

2011.8.31閉館
広島宝塚
(東宝)
(広島宝塚会館)
-広島市中区・広島県-

広島宝塚1  588 +(-)
広島宝塚2  62 +(-)
広島宝塚3  394 +(2)

2011/08/11

パルコ調布キネマ

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  『コクリコ坂から』(2011)

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『コクリコ坂から』(2011)
 (2011/08/10 at パルコ調布キネマ)
    (2011/08/10記)

『コクリコ坂から』(2011) ネタバレあり


『コクリコ坂から』を観ました。(2011/08/10 at パルコ調布キネマ)


まず、ここでこの作品を観ることが出来たのは良かったかもしれない。

時期としては夏休み真っ盛りとはいえ、平日の昼下がりの回。街中の小さな映画館の水曜日1000円サービスデイ。
さらには一般認知度が高いジブリ作品。
場内は男女比1:9以上、年齢層は実に広範囲でグループパターンも多彩。

で、本編始まってまもなく、大人二人子供二人の女性4人組が私の前の列にバタバタと入ってきてまぁほっとしたのであろう。
そうそうに大人二人が少しだけ話し始めてほどなく静かに。
と思ったら子供用の座布団を思い出したらしく親が1組取りに行く。
当然もう一組の子も欲しがってさらに1組追加。

時と場合によっては迷惑に感じることもあるこんな風景やこんな音。
街中の小さな映画館のよくあるヒトコマ。
この場に限っては良かったなぁと感じさせる。
この作品はそんな作品でした。


(以降、もう少し内容に触れます。)





















この作品、昔聞いた音、見たことのある肌触りのものを心地良く表現しているんですよね。
この肌触り知ってる、とか、このホコリ臭さ知ってる、とか、この味は覚えてる、とか。
知覚に、五感に訴えかけてくる。
時代設定は1960年代前半、私の生まれる前なんですけれどね。
昔ながらの商店街とか舗装されていない土の香り、急な坂に囲まれた風景、海辺ではなかったけれど私のよく知っていた場所そのものでした。
木で建てられた古い建物なんてのも、叩けば永遠にホコリが舞うんじゃないかというのも皆知ってる、知ってた。
家族も多かったから大人数の食卓もそうだし、お釜で炊くご飯なんてのもね。

まぁそんなちょっとした生活の音、ふと見える景色、そんなものがとても懐かしく、心地良かった。


で、まぁそういったものを、たまに下手くそな事、恣意的な進行で演出がぶち壊すのですよ。話の流れは否定しないが、ちょっとそれはもう少しやりようがあるんじゃないかということができてない下手くそ感を持って。
せっかく振ったネタをスルーしたり、唐突な話の展開だったり。
普通はそういうのも個性だったり味になったり感じるのだけれど、今回は気に触ってばかりでした。なんだろう、監督を自分より上と見れないからかな。見てないからかな。
そこらへんは心地良さという概念に覆われている中だったので、対して不快という概念に感じるという。


けど、それでも日常のさえずりや匂い、光を感じられる映像や音は凄く好きであったりします。
対比するのであれば、『ALWAYS』からセットな感じ、CGな感じをさらに省いたもの。にここまでのものがあればもっと心地良かったかもしれない。
これは実写では難しいというか無理なのかなぁ。あの少しだけ絵画的な絵柄だからこそ受け入れられるのかもしれない過去の記憶。


で、まぁ但し、ですが、宮崎駿の脚本作品ですから原作はあくまでも走りだしのためだけの素材。彼の好きそうな世界設定に覆われています。
原作は未読なのに原作好きな人にはあまり受け入れられないんじゃないかなと思えてしまう辺りが今までがあるがゆえの功罪か。
そういう部分に対して考慮なされていないのは、特に『ゲド戦記』の時も聞こえてきていたにもかかわらず、相変わらずなのだろうな。
人の心を描くのが上手いのに、人の心が分からない…あ、何か親子がごっちゃになっているか。(^^;

2011/08/05

「とある魔術の禁書目録2」(2004) by 蒲池和馬

長い間借りられなかった2巻をようやく借りることが出来、読了。

長いこと止めていた人がいたのだろうな。ただこれでこのシリーズの利用者が増えるのでしょう。
私みたいにしびれ切らして先の巻借りるような人ばかりではなかっただろうから。




閑話休題



新人作家によるシリーズものの2巻というのは往々にしてシリーズの核心に関わるような伏線がされているが特に多いと思うのだがこの作品もご多分に漏れずいくつかあるのだろうな。

姫神の存在もそうだし、今年が上条当麻で2年前がステイル、3年前はアウレオルスだとしてでは去年はというところがいまだに出てこない。右腕を切り落とされた時にでてきたものも何かしら意味がありそうだ。

視点を変えてこの作品単品に限っていえば、やはり初期は今と比べるとやはり荒削りだ。

説教がまだ未完成かなというかんじ。

アウレイオルス=ダミーとか各種のトラップの多彩さも気に入っている。

まあ強いていえば御坂美琴出番なしが残念だったくらいか。

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2011/08/03

「とある魔術の禁書目録20」(2010) by 蒲池和馬

役者は揃い、いよいよロシアが学園都市に宣戦を布告した。

揃いも揃った今までの登場人物が各々の目的のために動き出す。

さすがに21冊もかけて地ならしされた物語だけあって誰かと誰かを合わせるだけでひとエピソード作れるわ新しいキャラも出せるわでまあ話は事欠かないなあ。

噂には聞いていた番外個体もようやく登場。
おお、そうきたか。

そして対戦相手がインフレ起こしてる上条当麻は過去の対戦相手には無双だな。

などといった感じで役者がすべて現地に向かったところで今回は終了。

今回も楽しませていただきました。

「とある魔術の禁書目録19」(2009) by 蒲池和馬

奪われた禁書目録を追ってロシアへと向かう上条当麻。

…はひとまずおいといて…

一方で学園都市の統括理事会によって作られた暗部組織の学園都市への反抗→別組織による粛正という図式はその後も続いていた。さらに以前の抗争で意識不明の重体に陥った恩人の復讐のために外部からも傭兵が侵入するという状況の中、自らの守りたいもののために行動するアクセラレータや浜面仕上。


ということで15巻での暗部組織間の抗争劇のその後の話なのだが、二人の主人公が同じ時間軸の中で交互に活躍する様を実に分かりやすく且つスリリングに描いている。
話のスイッチのさせ方とか割と状況の寸止めが多いにも関わらずスムーズなんだよな。ここらへんがとてもうまい。

ただでさえ、既にかなりのキャラクターが存在しているこのシリーズで混乱せず各キャラクターを読者に把握させることに成功し続けているのもこういう部分の描写のうまさがあるのだろう。

まあ悪ぶっているけど誰がみても正義感で動いているようにしか見えないアクセラレータに対しての周りのツッコミが甘いのが気になってきているという側面があるが、その原動力がひとりの女の子という図式に対してはロリコンという形で周りから突っ込まれているので、これ以上やると本人逆ギレしかねないからなあ。


というわけで学園都市、科学サイドも通常営業でした。

そして、三人の主人公達が各々の守りたい人の為にロシアへむかうという状況で次巻へ。