2013/01/31

2013.1.31休館 シネマサンシャイン岩井


2013.1.31休館

シネマサンシャイン岩井
(佐々木興業)(シネマサンシャイン)
( グリーンショッピングセンター マルエツ岩井店)
-坂東市辺田・茨城県-

1番館  230 +(2)
2番館  162 +(1)
3番館  117 +(1)
4番館  172 +(2)
5番館  137 +(1)
6番館  87 +(4)



2013.1.31閉館 シネマサンシャイン松戸


2013.1.31閉館

シネマサンシャイン松戸
(佐々木興業)(シネマサンシャイン)
-松戸市本町・千葉県-

1番館  252 +(-)
2番館  60 +(-)
3番館  168 +(-)
4番館  104 +(-)
5番館   60 +(-)
6番館  108 +(-)
7番館  120 +(-)



2013/01/30

「涼宮ハルヒの退屈」(2004)谷川流

久々の読み直しということで「涼宮ハルヒの退屈」(2004)を読了。

スニーカー大賞を取った「涼宮ハルヒの憂鬱」の本誌掲載前に掲載された表題作から、後々のキーとなる「笹の葉ラプソディ」、さながら「殺人ブルドーザー」な「ミステリックサイン」、そして本短編集の書き下ろしとなるミステリー仕立ての「孤島症候群」と、バラエティに富んだ作品集となっています。

さらにはよくよく見てみると、「…退屈」はハルヒ、「笹の葉…」はみくる陣営、「ミステリック…」は長門陣営、「孤島…」は古泉陣営がそれぞれ能動的に動いているというバランスの良さ。


あと面白いのは、アニメ化に当たって本編で一番キーとなる「笹の葉…」を除いた形で1期の作品がチョイスされていること。

まあこれは1期のキーエピソードが「…憂鬱」であったため、いつアニメ化できるかわからない後々のエピソードのキーとなる「笹の葉…」は今回は外しておいた方が良いという判断だったのでしょうが。


さて、次はいよいよ「涼宮ハルヒの消失」。

この前映画も見直したばかりだしどういう景色が見えてくるのか楽しみです。

2013/01/26

2013.1.26リニューアルオープン 伊勢新富座


2013.1.26リニューアルオープン

伊勢進富座
-伊勢市曽祢・三重県-

本館  120 +(-)
別館   48 +(-)


2013/01/24

「ココロコネクト ステップタイム」(2012)庵田定夏

「ココロコネクト ステップタイム」(2012)を読了。

本編、ヒトランダムも始まる前のエピソード2編と、前作ユメランダムを受けての一編、最終作アスランダムの序章も含めた一編の計四編から来る短編集。

さすがに前の短編集よりは面白かった。
というよりはどれもニヤニヤな話だったが唯一最後のエピソードのみ「5人の2年生たち凄い」視線が出てきてちょっとだけ引きました。
まあそれも前ほどではないけれど。

何はともあれ勝手に動いてくれるキャラクターというものは見ていて気持ち良い。

次回の最終作も楽しみだ。

2013/01/23

「涼宮ハルヒの溜息」(2003)谷川流

久々に「涼宮ハルヒの溜息」(2003)を読了。

スニーカー文庫大賞受賞作のシリーズ1作目である「涼宮ハルヒの憂鬱」を刊行の後、何編かの短編は発表されたが長編としては以降初めてとなる本作。

改めて読むと1作目の影響というか匂いが結構色濃く残されていたんだなと思った。当たり前と言えばそうなのだけれど初見以外は刊行順に読んだことはあまりなかったのである意味新鮮に感じてしまった。

まあ変わるのは良くも悪くも長編3作目となる「涼宮ハルヒの消失」からだからな。

そういう意味で貴重な作品かもしれない。

戻って本劇中で作られている自主制作映画の出来映えの話だがアニメで描かれた自主制作映画臭溢れるノスタルジーな感じまで行けたのかなあ…というのが本作での印象だったのだが、後日このエピソード00が原作でも出てきて…ってこれアニメ化の話絡みで書かれたのかどうか1回確認した方が良さそうだな。

2013/01/19

「サイボーグ009完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR Ⅰ」(2006)石ノ森章太郎・小野寺丈

私が「サイボーグ009」に関して語り始めるとすれば、まずそれはどのような形で出会っているかというほぼ同年代であれば同様の話題から始めると思う。

一番初めに出会ったのは、やはり同年代であれば同じくテレビで放映され、その後何度も再放送をされていたモノクロの最初のテレビアニメ化の作品であったと思う。
もしくは劇場版である同じくモノクロのそれである。
但し、声やその他のイメージはむしろその後のカラー版の印象のほうが強いのも、前者がかろうじて引っかかる年代であったからといえよう。
しかしながらやはりいちばん好きなのは平成版と言われる原作をベースにした作品であり、この作品ではきちんとあのシーンがラストとして描かれる。

あれなくして「009」はあり得ないとなったのは、当然ながら原作となる漫画の方も読んでいるからである。

こちらの初見はたぶん映像作品から少し間をおいたもののカラー版アニメよりは前のことと思う。
ただその時の形態が、「町医者の待ち合わせロビー」での出来事であったのか「床屋で順番待ちをしていた時」であったのか、漫画好きの父親の蔵書の方に手を出したのが先か、夏休みに行った母親の実家で従兄弟の蔵書の中から見つけたのかはもう記憶の彼方である。
これもたぶん同年代なら多かった体験だと思う。(思い込みかも知れないが)

そんな、世代的には「ゴジラ」「仮面ライダー」「ウルトラマン」的なものと同格のものであった「サイボーグ009」であったが、たぶん購入となると一番初めに購入したのは「サンジェルマン伯爵」が最初に登場する作品が入ったものだから「時間漂流編」だったかな?
明らかに戦う相手の質が変わってからであったと思う。
無論その前に北欧古代神との戦いは読んでいる。(というか北欧神話は009で覚えた。(笑))


そんな感じで、もう何度も神々との闘いを始めては中断しを何度も見てきたこの「サイボーグ009」であるが、同じくライフワーク的に書かれていたものの絶筆で終わってしまった手塚治虫の「火の鳥」とは違ってこのように完結編として書かれることは嬉しい限りである。
「火の鳥」あと少しだったのになぁ。(「第二次大戦中」と「アトム世代」と「現代」だったよな…)っておっと脱線(^^;


最初の2編までは遺稿となる初稿をベースに、それ以降は膨大な構想メモと、そして息子小野寺丈のみに語られたその記憶をベースに書かれたのが本編である。
2006年にこのⅠ(First)が発行されたもののその後長らく沈黙が続いた後に昨年(2012年)ようやくⅡとⅢが刊行され、それに基づいて修正のなされたⅠが今回読んだ文庫版conclusion of GOD's WAR Ⅰである。


さて、これだけ書けばもう少しネタバレなことも書けるかな。





プロローグとなるこの石ノ森章太郎とギルモア博士との邂逅は、手塚治虫の作品でよく見かけた作者とキャラクターとの会話であったのは「ああやはりこれが一番しっくり来るのかな」と感じた。


そして続くイワンとギルモアの物語はこれから始まる事を予感させ、次の章、石ノ森章太郎が残したジェット・リンクの物語を経てようやく何をやろうとしているかを知る。
ああ、今度こそ本当に神々との戦いが始まるのだなと。(いや今までも戦っていたが)

これらを経て語られたフランソワーヌの物語は当然のごとく最初から役割を与えられているなと判るキャラクターが登場する。彼女はもう一度彼と彼女と対話するのであろう。
そして、原作中に何度も神々(もしくは天使)のモチーフとして登場した女神ニケの像がここで登場するのは嬉しい限りである。

と、ここまで来るとアルベルト・ハインリッヒの物語はほぼ決まったようなものである。
というよりは死神と仇名される彼にこれ以外の物語は考えられない。


と、ここでⅠ(First)の物語は終わりⅡへと続く。
本書の文末で、たぶんⅢで語られる島村ジョーの現状は大変なこととなっているらしい。
ⅡはたぶんジェロニモJrからピュンマまでの物語であろう。

作中で唯一外見さえ人間であることを止めてしまったピュンマはどのようにして登場するのであろう。
無論、場末の役者や、食べることさえままならなかった男、自分たちの誇りを捨てられない男の話も楽しみである。

2013/01/17

「ココロコネクト ユメランダム」(2012)庵田定夏

「ココロコネクト ユメランダム」(2012)を読了。

二年目の夏休みを終え修学旅行を前にしたある日、再び現れた〈ふうせんかずら〉。

彼は「これで終わりにします」と言って最後の現象へと突入する。


ふむ。やはり最後は太一ということになるのか。

ここに至る道は最初から仕込まれていたんだな。
そして今までを組み合わせてちゃんと今が出来ている。

まあこれならば今までの違和感も、うん多少目を瞑れる。
皆が成長したことと、そして〈ふうせんかずら〉の正体もなんとなく見えてきたかな。たぶん。


さてさて、映像化するんならあの場所のシーンは思い切り大仰にやって欲しいところだしそれが似合いそうだ。


ようやくもうすぐ最新刊に追いつきそうだ。

2013/01/16

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない10」(2012)伏見つかさ

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない10」(2012)を読了。

8巻で一段落して9巻でサブキャラサブエピソードの短編集という形繋いできた次のこの10巻はといえば…。

たぶん物語の終わりは京介の高校生活の終わりと桐乃の卒業後の進路であることを匂わせつつ、


ある意味9巻と同じくいままで話が進んできたこと読んできたことへのご褒美。

二ヶ月間限定の京介のドキドキ一人暮らし。

ハーレム生活の始まりだい!

っていうのを不思議と安っぽくなく描ききっていたように思う。
さながら二時創作のようにキャラクターが勝手に動いていた。
それを眺めながら今までのギクシャクないろいろが氷解していくさまを見ることができた嬉しい回でした。


そして京介へのご褒美はあやせたんとのドキドキ同棲生活…からの。



ということで次巻が楽しみです。

2013/01/06

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない9」(2011)伏見つかさ

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない9」(2011)を読了。 

前巻でようやく一段落着いたというのもあって、今までとそしてその先をメインヒロインたちの視点で描いた短篇集。 

一番まともなのが黒猫妹な小学生視点で、一番ダメなのがメインヒロインである桐乃というのはどういう事だ。(笑) 

まぁ、各者各様でなかなか面白かったし、これからの展開も面白そうだ。 

で、今回意図的に外されたのが真奈美と黒猫、そしてシリアスモードの桐乃だが、今後何かあるとすればこの3人絡みということなのだろうな。 

2013/01/05

『劇場版「涼宮ハルヒの消失」』(2010)



『劇場版「涼宮ハルヒの消失」』(2010)を観ました。
(2013/01/04 at キッズステーション)

DVDは持っているのだけれど、やはりHD放送のほうが綺麗だな。

こうやって改めて観ても、原作を忠実に映画化しているという点に置いて未だに来るものがある。
振り返ってみると実は未だに原作を読んだ回数のほうがこの作品を観た回数より多いんだよな。
原作は何度も(少なくともうち何回かは図書館で借り直して)読んでいるのに対し、この映画はロードショーで一回観て、DVD購入時に一回、さらにもう一回観直しくらいしかしていない。
そういう意味では、どちらも手元にある状態であれば今でも迷わず原作のほうを取るというのは変わらない。
まぁ手軽さというのももちろんあるのだけれど。

でも、それでもこの物語の登場人物の一挙手一投足を眺め、冬の佇まいを感じさせる景色に埋まりながら、もしくは突然の夏に戸惑いながら物語に没頭するのは良いものだ。

キョンにとって笑えない状況というのは本当に笑えないし、その閉鎖的な状況から話が動き出す一枚の栞。
そして到達点であるハルヒの仏頂面までとか本当に素晴らしいと思う。
一方の長門の袖つかみとかねぇ。後はラストの図書館とか。
朝比奈さんで言えば、意識が遠ざかる中ふたりでキョンを揺り動かす俯瞰とか部室に鍵をかけられた時の懐かしいリアクションとか。

そんなものに3時間弱も浸っていられるのは本当に幸福である。

2013/01/03

サイト更新



・favourite things!!
  2012/12/13記
   「あなたにここにいて欲しい」(1984)by新井素子
  2012/12/22記
   「涼宮ハルヒの憂鬱」(2003)by谷川流
  2012/12/22記
   『キルビル Vol.1』"Kill Bill Vol.1" (2003)
  2012/12/22記
   『キルビル Vol.2』"Kill Bill Vol.2" (2004)
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   「猫物語(黒)」(2012)
  2013/01/02記
   「機龍警察 暗黒市場」(2012)by月村了衛
  2013/01/02記
  2013/01/03記


・favourite database!!
 2012/12/22 at スカパー! ザ・シネマ
  『キル・ビルVol.1』"Kill Bill Vol.1"(2003)
 2012/12/22 at スカパー! ザ・シネマ
  『キル・ビルVol.2』"Kill Bill Vol.2"(2004)
 2013/01/01 at BSアニマックス2012.12.31放送分録画
 2013/01/03 at BSアニマックス

・favourite links!!
 映画館リスト更新
  2012.12.22オープン
   新宿シネマ・カリテ



『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』(2010)


『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』(2010)を観ました。
(2013/01/03 at BSアニマックス)


しかしまぁ東映アニメーションは映画となると本当に映画=アニメーションであることを毎度毎度みせつけてくれるよなぁ。
この作品も冒頭から動くことの喜びに満ち溢れているよ。

私はそれだけを観れていれば満足してしまいたいくらいだ。


そして、ああ、今回はちゃんとつぼみが主役してる。
さらに、えりかやいつき、ゆりにもちゃんと必要な場所がある。
ルー・ガルー、オリヴィエに必要な物を彼女たちは持っているということでTV版の今までがちゃんと生きている。
見ていれば、この話がTVのほうのどこらへんの話なのかも判るようになっているしね。

それでいて、そんなことは関係なしにひとつの作品としてもちゃんと成り立っている。
一人ひとりの紹介を省くこともないし、かといって説明過多にもなっていないしね。
とてもバランスが良い。


本来であればこの話、(自己投影してしまうという意味で)ゆりさんが一番反応してもおかしくなかったんだけれど、決してそこに陥ることなく話を進めていったことは凄いと思う。自家中毒に陥っていないという意味でね。
見る人が見ればわかるけれどそこはそれ以上触れないというところに。
まぁプリキュアパレスの後だからというのもあるのか。
そういう意味でテレビのほうとの連携もばっちりだ。
連携度合いで言えばつぼみの台詞、チェンジの意味合いもプリキュアパレス以降でないとここに結びつかないのだけれど。


そしてまぁ今回はおとなしかったえりかだけれど、彼女だけ表情が切り替わり回数が多いあたり地味に愛されているなぁ。一瞬だけ違う表情が入って「ああ、判った」とばかりに次の表情に切り替わるあたり彼女のキャラクターがとても生かされている。
今回は特におとなしくしていたんだものこれくらいはあってもいいよね。

いつきはといえば、日本にいる時と違って終始女の子の格好で居られて、好きなものを素直に好きといえる環境にいることが嬉しくてたまらないんだろうなというのがちゃんと出ている。(妄想)
何というかこういうのっていいよね。


ああ、そういえば初見でも判るという話をしたが唯一分からないであろうと思ったのはコッペ様くらいか。
EDでも何気なく一番美味しいところに出てきたけど、あれは誰?だろうな。
まぁ他の妖精たちも一切自己紹介は無しだっったか。

プリキュアライト(だっけか?)はどこで使うかと思ったらそこでか。
そしてパリが花の都に…というあたりは上手いよなぁ。



しかしまぁパリの人たち、デザトリアンが出てきても、日本人の女の子が派手にプリキュアに変身しても、妖精たちが普通に会話していても無関心に自分たちの生活をしているあたり、さすがだな。(笑)

2013/01/02

『劇場版マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』(2009)


『劇場版マクロスF 虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~』(2009)を観ました。
(2013/01/01 at BSアニマックス2012.12.31放送分録画)


ロードショー公開時に劇場で観て、さらに続編公開前にバンダイチャンネルで観てだから今回で3度めか。

ちなみに後編のほうは録画失敗して今回は観ることができませんでした。リアルで観ておくべきだったけれどそこはまぁ後の祭り。






やはりテレビで見るとライブシーンのあの圧巻がちょっともったいないことになってしまうのが残念だなぁ。
やはり「ユニバーサル・バニー」とクライマックスのステージは劇場スクリーンで見ての圧巻だからな。

で、まぁ脚本は元々酷かったのが少しはマシになったくらいでよくよく見てみると説明なしで何でこのシーン入れるんだろうとか、まず入れたいシーンありき、テレビシリーズ観た人ありきで作られている部分が目につくのがちょっと。
如何にも、同じシーンを意味変えてここに挿入してみましたとか言った部分はそれは好きな人には良いのだろうけれど、もっとひとつの作品として作って欲しかったというのが正直なところかな。
気持ちはわかるだけに、あと、『愛・おぼえていますか』が無ければもう少し評価高かったかもしれません。

あれを超えるためにこのタマでいいのと言った部分でTVシリーズの無茶苦茶感のほうがむしろ良かったように思います。
まあこのシリーズをスター・ウォーズやエヴァと同様個人の持ち物として見てしまうのであれば仕方ないのだけれどね。ううむ。


なんてことは言っていますが、やはりそれでも前述のユニバ二と帆船ステージは良いのだけれどね。(クライマックスまでの流れを大きくあんな感じに繋げたのは良かったと思う。けどでも…)


「機龍警察 暗黒市場」(2012)月村了衛




シリーズ前作が2012年日本SF大賞を受賞した「機龍警察 暗黒市場」(2012)を読了。

シリーズ3作目となる本作は、1作目の日本人の元傭兵、2作めのアイルランドの元テロリストに続き、ロシア人の元警官であるユーリが主役とも言える内容。

それぞれの過去を映しつつ描かれているという状況は前作と変わらず、まぁついでに言ってしまえば基本的なラインは前作をほぼ踏襲している。

但し、とは言ってもいろいろずらしてきたりとかそれぞれらしさを出してみたりとかでなかなかに面白い。

ロシアの警官、もしくは国家というものに対して我々が抱いているイメージと個人としての葛藤をうまく描いていると思う。
しかも前作と同様に物語の半分は過去の出来事のようなものだからな。

で、まぁ日本が舞台であるがゆえにそれ以上に腐っているのが…というのもちゃんと忘れちゃいない。
むしろ今作と前作で描かれているのは滅び行く旧態然としたものだからな。

そういったクライムものには定番のガジェット山ほどぶち込んで、今回は前回以上に「龍機兵」はアイコンに近いものと化している。クライマックスはもちろん押さえてはいるが。

(とここまで書いておいてなんだが一応ネタバレ防衛ラインを個々に敷いておく。)

























で、具体的な内容に関して少し書かせてもらうと、彼の最初のあれは文字通り濡れ衣だったのだろうな。
翌日見つかったというのは本当で、それを彼は感謝の念半分と妬ましさ眩しさ半分であのような策を取ったのだろうな。
そうでもなければ再びチケットを送りつけるようなことはしなかったはず。
ユーリ以上にゾロトフにとっては意味のある品だったのだと思う。
まぁ、彼がその後歩んだ人生を考えればそれ以前に自明の理か。


あおういう部分があって、あえてそれを最後まで明確に提示しないところも好きだ。
バララーエフとダムチェンコがあまりにもあっさり吐露してくるのはびっくりしたが、それで以降の流れに変な淀みが無くなったのも確かだ。ここは好みの分かれるところだが個人的にはバランス能力の良さを感じた。
彼らに関しては、特に前作があったのでいつ出てくるのかと待ち遠しかったよ。(笑)
そこらへんも含めてね。>バランスの良さ



さてまぁ、私の常としてどうしても診てしまう映像化に関しての観点でみてみると、特にドラマ色の強い本作は実写で観てみたいなぁと思ってしまう。
これ、国籍を変えるとだいぶ面白みが薄れてしまうのでだとするとロシア人(もしくは西欧人)大挙出演となってしまうのだがそういう意味ではNHKあたりが海外の放送局と共同制作か何かで作ってくれると面白いのだがなぁ。
かといって自分の国を貶めるようなものは国営放送では作らないだろうからううむ。

となるとアニメ化かぁ。それなら作品的には問題ないものが出来る可能性が高くなるのだが、予算面と一般的な最終評価が全然変わってくるだろうから…ということになりそうだ。
逆に職人的な部分である意味レベルの高い今こそなのだけれどううむ

2013/01/01

「猫物語(黒)」(2012.12.31@TOKYOMXTV)

「猫物語(黒) つばさファミリー」

おお、これでついにアニメ化以降の作品がアニメ化されたのだな。〉化物語シリーズ

もう描かれるとは思っていなかったものの、作者に火がついてあともう少しとして書かれた猫の話その1は、物語中で既に語られていた蟹の怪異に出会う前、GW中に出会った猫の物語。


アニメ版本編で既に描かれていたシーンはどうなるかと思っていたのだが、どれも新しく作り直されていた。
本作に限った話としてはこちらの方がキレイにまとまっているのでこれは良かったな。

というか、原作がこれをメタでやっていたような。(うろ覚え)

メタと言えば今回はメタ視点なかったな。
なんならそこに「気づ」をつけて気づかなかったにしても良い。
一体いつ公開時気が発表されるのだ。〉『傷物語』(閑話休題)

気づかなかったと言えば、イヌカレー色。

今回らしさは無かったな。関わっていないのか?

まあ監督も違うのだがというのもあるか。

今回その分弱くなってしまっているのが映像だけで語る部分。
端的にそれが現れていたのが、自分の住んでいる部屋の無い羽川翼はならば家の中のどこで寝泊まりしているのかと言う部分。

本作品の一番の肝なのに表現が判りづらかったんじゃないかな。
原作既読者の逆補正入った視点だからかもしれないが、一番期待していた部分でもあるので。

あと、アバンの「今までの紹介」が、こちらはもっとテンポ良くもっと判りづらくしても良かったように思う。



そこを除けば、後は文句ない。
強いて言えば、心渡りが何故あんなに長かったのかと、何故下半身が直立不動で残っていたのかと言うこと。
忍ちゃんはその小さな体の中に怪異故の事象を超えた理由で心渡りを納めているのに対し、阿良々木暦は自らの体をさながらドラキュラの元となった串刺し公の異名よろしく自らを床に串刺しにすることであそこに下半身だけ残ることになったのだが、絵面的にちと判りづらい。

ほんとそれくらいだな。


2012年の最後の2時間をしっかり楽しませていただきました。