2013/03/14

「ゆきずりエマノン」(2011)梶尾真治

「ゆきずりエマノン」(2011)を読了。

ときどき、思い出したかのように刊行されたり別の形で出会うことになるこのシリーズ。
それはこの作品と同様に、気まぐれで、何も変わることなく、懐かしく、何か惹きつけられるものがあるエマノンと言う名の女性の魅力でもある。
そして彼女と関わる事となる登場人物たちの姿を借りて彼女と邂逅するとき、何とも言えずただ涙が浮かんでくるのは何故なのか。