2013/11/30

舞台 「銀河英雄伝説 第二章|自由惑星同盟篇」

舞台 「銀河英雄伝説 第二章|自由惑星同盟篇」(2012/4/14-2012/4/22東京国際フォーラムホールC)をニコ生配信タイムシフト視聴でようやく観ました。

11月に入ってからの毎週、過去の作品を配信していたのは知っていたのですがホントようやくこれだけとなってしまった。

話の中核になるのは「第7次イゼルローン攻防戦」。(アスターテ会戦が一部入ってくる)
これにヤンと回想の中のラップそしてジェシカを交えて物語は進んでいく。
いや、ラップやジェシカを交えての回想はごく一部分ではあるがヤンの心情を表す上の要素としてポイントポイントに入ってくる。

この部分やイゼルローン攻防戦での敵味方入り乱れてのやりとりのカットバック的な場面転換がとてもテンポが良くて心地よい。


冒頭、群舞的なものやラップ(not人名)が出てきた時にはこの期もこれが続くのかとちょっとドキドキしたが、あくまでも導入の説明のために使われただけで、先日日本青年館で観た「初陣 もうひとつの敵」同様に最初はこれやや詰め込み過ぎじゃないかと思ったがそれは導入のみで後はほぼストレート・プレイだった。(まぁいくつかのシーンの説明のために踊りは存在したが)

で、1番心配していた河村ヤンだったが、あ、これもありかなと思った。少しだけ、というかごく一部だけ暗記した台詞を並べているだけなところがあったが、それを除けば全体を見渡してもそこらへんが怪しいのはユリアンだけだったし安心してみることが出来た。

そしてまぁここまでできていれば、後はもうこの物語を最後まで知っていながら見ていればその分加味していろいろな妄想を馳せながら見ることのできるものとなっていました。

やっぱりいろいろと感慨深くなるよ。
第7次イゼルローン攻防戦なんて、作戦そのものは実はけっこうあっさりしていたのだが、記憶の中の原作だったりアニメだったりが込み込みで頭のなかを駆け巡れば、もうお腹いっぱいな分量になっている。

ましてやホントにこの作品のことが好きな人達にとってはそれ以上いろいろとあったんじゃないかと思う。

前述したヤンの記憶の中のラップと現実と記憶と両方に存在するジェシカ。ここの切り替わりはホント良かった。
彼女と出会うたびに思い出すラップと3人で過ごした時との関係の変化や、ヤンがラップを思い出すたびに今回は出ないラインハルトとキルヒアイスの関係をも思い出させてといった部分やらもういろいろ。(うまく言えていないな)




さあて予習もしたし、明日は第四章の前篇だ。
楽しみだなぁ。