2014/12/30

デュラララ!! 一挙放送

これは、IWGPも機会があったら観てみるかな。

この「デュラララ!!」と「IWGP」は生まれ育った地元が舞台なのに変に乗り遅れたせいもあってどちらかと言えば意図的に避けていたのだけれど、その一方で、「バッカーノ!」や「ロケットボーイ」が好きな身としては…否、故に余計に意地になっていた部分はあったかも。

でも、もうそろそろいいかな。

何というか見事なまでに慣れ親しんだ街で、それでいて見事に表面ばかりで良かったよ。
まあそんな感じになるわな。

作品中の言葉を借りるなら、見事に日常的なものはつまらないからね。
例えば今までさんざん描かれていた側面とかは。
いやあれは厳密には池袋ではないか。

まあちょっと新鮮だったよ。


以上閑話休題。


そんなことはどうでもよくて、バッカーノ!観てる身としては作風も作中トリックも見事なまでに同一世界で、故に怖いくらいあっさりと作品世界に入り込めた。

さらに繰り返し描かれる別アングルが話をさらに面白くしていく。
時系列を頭の中で組み立てる楽しみは、さすがにバッカーノ!とはタイムスケールも違うけれど好きだな。

見慣れたあいつらはたしかこの時期日本にいるよなと思ったら出て来たし。


まあ10話近くかけて提示されたパズルのピースがその正体と共に一斉に繋がっていく様は気持ちよかった。

デュラハンはもし頭が戻ったらあっちよりの話になるのだろうな。


などといろいろあれど、劇中で死んだのはこの内容で二人だけと言うあたりも好きだな。
しかも二人とも過去だし、さすがに作品としてはしょうがないという感じだしで。


まあこういうのはまさに王道ラノベだよな。
ほぼ子供達と子供のままな大人達で構成された世界。

なのに何だろう。今見るととても新鮮だ。

変な呪縛は無いからかな。


さて、ここまではその真の姿を表していない十六夜は、今度始まる続編では正体を現すのだろうか。

そして彼を代表とする一人残らずズレた愛すべきキャラ達のその後が楽しみです。

十六夜の完全敗北、観れるのかな?


個人的に好きなキャラはしずちゃんとセルティ。
二人ともトリックスターだからね。

って皆が皆トリックスターか。

単純に好みだ。