2016/10/03

ねじ巻き精霊戦記天鏡のアルデミラン #13  最終回

そうか、OPのラストカットは。
初回から延々と続いていた冒頭のナレーションにどう繋がるのかと思ったが、そこに繋がるまでの物語だったということか。
途中まではそれが今までのあらすじなのかなと勘違いしていたのだが、ようやくそうではなかったことがわかった。
好敵手と目的、盟友たちなどの条件が全部揃ったところで終わる綺麗な終わり方でした。
ここから先が本番ではあるけれど、書かぬが花。
もし描くにしても小説のみの方がよさそうな。
初回から思ったいたことだがどう考えても銀英のヤンと比べてしまわざるを得ない設定のなかで、よくやったと思う。
まあそこら辺が来年どうなるかは楽しみである所だが。
文化や技術といったものをファンタジーにどう混ぜ混んでいくかというところではとても気持ち良い感じに混じっていたように思う。
たぶんもう少し語りたくて仕方なかったであろう所を抑えていたのも良かった。
まあ見方によっては鼻持ちならない主人公なのだけれど、徐々に周りに対して頼るようになっていくのも良かった。
そのための代償もあったわけだが。
その上で陛下のあの言葉に対して向かっていくことになる主人公となったことで、初めてというかようやく彼の決意がどういうものなのかが判る。
ここで終わらせるのは本当に綺麗だと思った。