2016/12/29

『ブルース・ブラザース』"The Blue s Brothers"(1981)

Amazonプライムビデオでの鑑賞。
何年ぶりかも何度目かも分からないが久々だったと思う。
特に冒頭なんかは実写でやるよりアニメや漫画的なものでやった方が効果的なネタ、飲み屋で与太れば面白いけどそれをそのままやられてはという感じのことが続いている。
ように見えるのだが、JBが出てくるあたりから様子が変わってきてアレサフランクリンのパートぐらいになればもうノリノリ。(死語)
けどカットごとの繋ぎは相変わらずやる気ないし。
なんてことはあれど二人のテンションの低さと不思議なテンポが産み出すものはとても魅力的。
ローハイドやイパネマの娘なんかの使い方も好きなんだよな。
監獄ロックに至っては言うまでもがな。
今はなかなか出来ないんじゃないかというネタも好きだし、個人的にはモールをショートカットするあたりも良いよなあ。
徹底してしつこいぐらいに続けるというパターンがここから始まって、パトカーのスタックやローリング、パレスホテルのライヴの宣伝、果ては警察消防軍隊まで投入してのテンションの低いクライマックス。
そこでイパネマの娘というのが好きなのさ。
そしてキャリーフィッシャーの使い方。
詰まるところは兄弟揃って二人とも。
っていうオチのためだけに登場なんだけれど、正直に言えばこのキャリーフィッシャーが一番好きだ。