2017/09/10

モザイク-カナダ- #8

モザイク-カナダ- #8
カルガリーとエドモントン。
放牧と農業。
カナダの開拓史。
放牧における歴史はおおよそアメリカのそれと近いものがあるな。
放牧に適した地イコールかつてバッファローが生息していた土地というのは言われてみれば目から鱗。
そして農地に適した土地もまた森林を形成するに足る土地を切り開いて作っていったものということで、恵まれた土壌の上に成り立っている。
思い返せばこの作品の最初からどの土地も自然からの恵みを足がかりに歴史を紡いでいた。
その最たるものがこのタイミングで提示されることで今までがまた生きてくるあたり、上手い構成だと思う。