2018/04/01

3月のライオン第2シリーズ #21/#22 最終回

3月のライオン 第2シリーズ #21/#22 最終回
ひなちゃん、そうか。そうだよなあ。私もある意味零くんと同じ勘違いをしていたよ。
けどそうだよね。特別だよね。
そんな一面を久々に見る一方で、彼を目覚めさせ救ってくれた彼女も同時にそこに存在する。
22話アバンがその延長線上でこんな視点で描かれるとは。彼女にスポットライトが当たるとは思っても見なかった。あの頃の零くんのというか自分の家族が崩壊していく様の目撃者だものな。父親が零くんに何を見ていたのかも理解していたのか。まあそれは姉弟も同じか。
間接的にだが彼女もまたこの突然な訪問で救われたのかな。かけるべき言葉はお互いもう無いのだけれど。
そして再びひなちゃん。
良かったね。合格した事も、無事お別れを言えたことも。お姉ちゃんの言うように恥ずかしくて悶えシぬような事を考えているのだろうな。ひなちゃんのその真っ直ぐさは誰が見ても眩しい。零くんの負の眩しさとはまた違うもの。
そう、二人はそこにも共通点があったのだ。
故に同じ経験をし、違う解決策を見い出す。
いやふたりはお互いがいたからこそ救われた。
髪を切ったひなは少なからずちえちゃんを意識していたのかな。もしかしたら彼女もあのおばちゃんに髪を切ってもらっていたのかも。彼女もまた三月町の子供。
零くんの「いい」は賛美のそれともからかうものとも少し声のニュアンスが違うんだよな。彼の視点の移動は賛美かと思ったのだが。
それが何なのかを理解する為にはこの先を作ってもらわねば。