2018/12/22

やがて君になる#12見直し

やがて君になる#12(追記)
そうか。二人きりなのにここでいつもみたいでは無いのか。
本読みのシーン。燈子の第一声に急に皆が注目するが芝居は流れていく。なのに侑と沙弥香だけはそのまま彼女から目が離せなくなる。橙子だけがまるで素で話しているかのように滑らかに口から出てくる。さらにここでこの前の市ヶ谷の台詞が被ってくるのか。
そこで気遣い沙弥香。けど侑はただ見ているだけしかできない事にもどかしさを感じているのか。
この沙弥香のとぼけっぷりがいいな。ただしさすがにやり過ぎたと感じたのか話し出すのもまた沙弥香らしい。けどここで釘を差すのか。この時の沙弥香の心の中の声、とても沙弥香らしいのだろうなあと容易に妄想できるあたりがまた。
この時言われたアイスが頭の中に残っていたんだろうなあ侑は。
後半のこよみの迷いが燈子の戸惑いに繋がっているのか。
病室のシーンのベッドのレイアウトがいいなあ。
この時の二人のやりとり。スマホで何かしらのメッセージを侑に伝えたのかと思った。どちらもありな演出だったな。
あ、沙弥香本気だ。
一緒に帰りませんかではないんだよなぁ。
燈子は少しだけ放っておいてほしいと思っていそうな。触れられたくない顔をしている。
今回は踏切の手前。思い出しているのは侑なんだよなあ。あれから今までの時間を感じているのか。切ないなあ。
そしてさらに侑は一歩前に。逃げたい燈子はまた言い訳で逃れようとするが。
燈子が求めている事を口に出して言う侑。これを燈子はどう捉えたのか。
ミニプラネタリウムに燈子は何かをこめていた?それとも二人で観たいと思った?と思っていたら燈子の行動。
そしてここからがアイスから目を離せなくなる。
燈子の甘え方は前々回の回想を思い出させる。と思っていたらそれは半分だけ合っていて。しかしそれは燈子の本質が垣間見えたような気も。
燈子の「好き」は相手と同化したいということ?
ドアの存在感が背徳感を掻き立てている?
歯の当たる音。(笑)
聞きたくないことは言わせない。屈服させる燈子。プラネタリウムのレンズが光る演出。
けど星は見えない。
好きと言う言葉をモノローグでも言わない侑がとても哀しい。けれども。
そしてここで動く侑のいる部屋は暗いままだが音楽は明るさを秘めているのがこれからを暗示する。ここからの演出がとても良い。
このまま引きになるんじゃないかと思ったくらいだが、更にその先が。
相変わらず感の良いこよみ。
まあさすがにあの時気づいたとは言えないよな。
で、ここから先はソンビランドサガに繋がってしまった。記憶を失った主人公にとって大事なものは。
どちらも同じ方向向いているのがこれはホントに偶然かと思わせるくらい。
このこよみの嫉妬心溢れるありがとうは本当にたまらないな。ホントに悔しいんだろうな。そして一矢だけ報いるあたりまたこよみ。
いやあホントに侑は強いな。
そしてここから最終回までの一週間がほんとに長く感じる事になりそうだ。