2019/06/30

この音とまれ!#13 最終回

お、凄い!
最後あそこで踏みとどまった!
Aパートは怪我からの逡巡。
怪我そのものが彼の手に後々悪影響を及ぼしたりとか演奏自体の足手まといになったりとか人それぞれの思い。
それを彼は義務や責任、結果など関係無しに楽しいからやりたいんだと言い放つ。
そしてBは丸々久遠。
先生が恐れていたのは愛が崩れることで皆が崩れていく事でそれが現実となったが。
コンクールとしての結果が見込めなくなったのは誰の目にも明らかになったがそこでその形で復活するとは。
そしてそこから皆の奏でるハーモニーという形で会場を圧倒するまでに。
けど、この作品として一番良かったと思ったのは演奏の終了をもってこの作品の最後とした事。
歓声や称賛、もしくはその逆も一切挟まず、その後の顛末的なものもなしで演奏と演奏時の心情をすべてとしたことでその後一切を視聴者に託したのはホント良かった。
つい入れてしまいたくなる余計なものを入れずによく踏みとどまったな。