2019/06/16

『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話 』(2019)

(2019/06/16 at TOHOシネマズ上野 スクリーン3)


公開二日目の2回目以降にも関わらず予約開始直後すぐに席が埋まっていった理由が何となく判った。リピーターか。
それは良いのだけれどたぶんすでに複数回見ているからと言って予告CM終わるくらいまでの人の出入りの多い事。
本編始まったら静かになったのは良いけれどそれでもなあ。と言い出すと始まらないがこれでネタバレまでの尺を稼げたので良しとしよう。(いや良くない)
さすが第二話。状況説明が必要ない分一段と濃くなってる。
まずはBC戦。
相手の強みの中に弱みを見出して戦っていく様はどちらが敵チームか分からなくなるようなものだったけれど、それを利用していたのはそもそも自分た達だしむしろ正攻法で来られていた方がその綻びに気付かずに苦戦していたかも。
劇場版では遊園地の立体迷路止まりだったが今回は本格的な庭園。転進が容易な空間さえあればむしろこの戦いの方が戦車の本分を発揮できるというものだ。
それにしても皆身体が柔らかいなあ。
そして各チームの一回戦ダイジェスト。
どれも見てみたいものばかり。まさにライバル達が技有りで勝ち進んで様は心地良いなあ。
川島家は初だったかな。
昭和度で言えば西住家の比ではない。というか比べるな。
リニューアルしたポコミュージアムの彼女と再会する場として登場。
金かかってるなあ。
そして人居ないのも相変わらず。どこまで持つか。潰れるまで有効なパスポート。
で、今回後半は2回戦の相手となる知波単戦。
彼女達が進化するキッカケはやはり福田からか。
そして進化した知波単と戦いの場となったのはアマゾンっぽいジャングル。
一番イヤな相手となった知波単は戦いながら更に進化して、遂に福田の力なくしても一つの新たな言葉を産み出した。
ここに行き着く過程が素晴らしい。人間気の持ちようだとはよく言ったものだ。
変態戦車も登場。あれは後から思うとある程度見越していたのかなあとも思うけれど思いつきの瞬発力が売り物のあんこうチームだからなあ。そこはわからん。
そして誘い出す場所としてそこを選んだか。
話がうまく繋がっているのは良いねえ。
自分達が苦労した場所は相手にとってもたやすくはない。
さて、濃厚な戦車戦に明け暮れた2話も無事公開されてやはり次は腰かあ。