2020/03/19

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14」(2019)渡航

「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。14」(2019)渡航
だとするとオンパレード!では相模がまた活躍するのかな。
それはさておき最終巻。
これはもうそこに向かって突き進む事になるのかなと思っていたらこの14巻目でまさかねえ。
陽乃ちゃん、どれだけ妹の事が好きなんだよ。そしてそれはははのんもおんなじで。
そして、最後のお願い。
ホントにひねくれまくりな解決法だったがまさか彼女と彼女が初対面で意気投合してタッグを組んでくるとはね。黒いもの同士よく共鳴する事。
そして、二人とも言いたい事ちゃんと言えたね。
相変わらず逃げてる奴はいるが言わないだけでいつかいうつもりはあるみたいだけど。まあ伝わってるからとそこまでは描かないのか。
まあ何はともあれこんな笑顔で終わることが出来て本当によかった。
見事でした。
…とここまで書いてまた余韻に浸ってしまう。
最後に駆り出された人達は、そうか、2人がというか3人がそういう関係にようやくたどり着いた事を、過去の自分達が恩を受けた事を棚に上げて、いや上げないで、お前らホントめんどくさい奴だなあようやくかよと見ることができる面々だったんだな。
本音を、本当を出させられた人達。
そして、同じポジションを取ろうとした彼女の背中を押すのがコイツらという構図よ。
まあたしかにめんどくさい奴らだが、子はカスガイのポジションに彼女が居るからこそ彼女の背反する想いの半分を叶えて半分を叶えさせない状況は長続きしそうな気がする。
なんならそこで崩れそうになったら叩いて打ち込み直しにきそうな奴らまでいる。
めんどくさいくらいの事をしてきたのを見てきた周りだからこそそこにもう躊躇や逡巡は無いだろうから心配はいらなさそう。
ホントここまで幸せを塗り固めた物語として終わるとはね。
ここまで粘った甲斐があったというものだ。