2022/08/07

「処刑少女の生きる道(バージンロード)4 ―赤い悪夢―」(2020)佐藤真登

「処刑少女の生きる道(バージンロード)4 ―赤い悪夢―」(2020)佐藤真登
タイトル回収。
思わぬ形での新たなバディ同士の追跡劇へと繋がることになると思っていたら、またしても予想外の早い展開。
ここで出てくるとはねえ。
途中、温泉街な街へと舞台が移り思わぬもの同士の邂逅となったときには今回はキャラ転がしの省エネ回にでもなるのかと思っていたらガッツリと。
こうも簡単に様々な真実が語られるとは思っても見なかった。
1000年前と10年前と今、という言葉は、実は10年前ではなく20年前だったがそういう形で落とし込まれるのか。
時を繰り返すのかと思っていたが歴史が既に繰り返していたんだな。役者は違うが。
もしかしたらオーウェルとは違う欲望がフレアにはあるのかもしれないな。
やり直したい時が。
それが垣間見えたところでメノウは自らの役割を果たす?もしもメノウがモノローグで語っていたことが本当だとしたらだが。
たぶんモモが思っている以上に強く弱い。