2024/08/18

『ミスト』"The Mist" (2007)


(2024/08/17 Amazon prime)

掴みのシャッターの所で何故主人公が一人だけあの時点で必要以上の警戒を見せていたのかで引っかかってしまった。
たぶんあのシャッターの最初のあれにそれだけの恐怖を感じられなかったからかな。
但し、逆に引っかかったのはそこだけで何もかもがうまくいかない所はあの状況じゃしょうがないなとも思うし、特に増長していく彼女はまさにそうなっていくだろうなと思った。
結果として彼らが最悪の状況を鎮めた上で去っていった事で、たぶんあれ以上何も起こらず救助されたんじゃないかな。結果論で言えば能動的に動いていったものだけがという状況だったし。
EDロールの延々となSEは主人公の時間はその後も続いているという事かな。そこで許される訳ではないと。
個人的にはあれを聴いていてお前ら遅いよと思った。まあそれはね、何やりたいかわかってるからそうなんだろうけれど。
なかば繰り返しみたいになるけれどホントに最悪なのは彼女だけだったかなというのが一番上手いなと思った所。
そしてこれは小説であれば十分に怖いけれど、やはり視覚化した事でそれが半減してしまったかなとは思う。
あれらを視覚化したいのは分かるけれど…まあやり過ぎるとホントに上映出来なくなるからな…という意味での落とし所があともう一息。