2024/09/20

『ゼロ・グラヴィティ』"Gravity"(2013)

(2024/09/20 T・ジョイエミテラス所沢 シアター1)

まずは劇場まで。
エミテラスまでは駅から西武を通り抜けての道さえ分かっていれば分かりやすい。
4階に映画館があるのだけれど、3階まではわかりやすいけれどその上に行くのはちょっと迷う。
ティ・ジョイに入ると分かりやすい導線が心地よい。シアターエリアに入ればどの箱もトイレも中央に繋がってるからこれは良いなと思った。

さて、本編。
これは見事にアトモス向きな作品だな。
冒頭の音源のバラつかせ方とか楽しい。

という導入からの文字通り息をつかせぬ状況の連続。
わずかな判断が生死を分け、新たな危機を呼ぶ。
それを、ある意味とてもティ・ジョイらしいフラットで堅実な音作りで体験するのは心地良かった。
映像面にしても同様でハコの構造もあってとても見やすく、故にこの情報の洪水も心地良く見られた。
まさにここで観ることが出来て良かった作品だった。
個人的には、酸素足りなくなる状況が常に考えられる状態で、ひたすら喋り続けるジョージ・クルーニーにイライラさせられたが、まあ意図は分からなくもないのでむー、と思いつつ観ていた。
あんな使い方してくるとはね。
素晴らしかった。