(2025/08/14 Amazon prime)
音楽はジアッキーノ続投で、監督はブラッド・バード。
4作目ともなるとある程度要領がわかってきたというのもあるかも知れないが、テンポ良く楽しめた。
本シリーズの魅力である「スパイ大作戦」味が全編にあって、イーサンハントのワンマンチームでは無くなっている。
前作から受け継いだ一番のウィークポイントである妻の存在を利用しつつひとまず蚊帳の外まで持っていけたのは見事。
さらにこの状態は将来に伏線も張りやすいし、ここだけでもポイント高い。
さすがに無いだろうと思っていた他国の要人に容赦なく銃撃してきたあたりを納得させる為の諸々の台詞や描写も個人的には好き。それで片付けちゃうんだ。
テンポを作り出す為の細かさと雑さのブレンド具合も好みだな。
そういったものを、個性ではなく職人監督的にこなしているのはアニメーション監督としての強みなのかな。
チームで作っているという感じが、前述のチーム戦と通じるものがあるかもというのは持ち上げすぎかな?