2019/07/25

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム【字幕版】Dolby Atmos

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム【字幕版】Dolby Atmos
(2019/07/25 at グランドシネマサンシャインシアター6 BESTIA)
こちらはIMAXなシアター12と比べると音も映像もややくっきりかな。
とは言いつつもドルビーシネマなこの前のさいたまと比べてしまうとやはり物足りなさは感じる。
ただしそのアトモス同士での比較で考えるとこちらも作品によってはアリかな。
対さいたまであればこのBESTIAなシアター6の方が少し音楽よりに感じる。
バランスの悪くならない程度に。
座席周り。
これもさいたまほどではないにしろ前後左右に余裕があるように感じたかな。ここもラグジュアリー感が見えてきている。
傾斜はそれほどキツくはなく奥行きもそんなにないため映写室の高さも位置も割と良い感じ。今回は前目で見たけれど観やすかったし、定宿にするのはアリかな。プラス200円取られるれど。
さてこれだけ書けば本編もネタバレできるか。
とは言ってもこの作品ほどネタバレに関して神経質にならざるを得ない作品も珍しい。
まず、MCUはアイアンマンとウィンターソルジャーを見たくらい、スパイダーマンはトビーマグワイヤの一作目までを観たくらいだけれど何となく雰囲気は知っている程度だけれど、やはりこのピーターパーカーの高校生っぽさを主軸とした話は微笑ましいな。
あくまでもその生活のベースが変わらない状態でアベンジャーズと関わってきたというのは確かに面白そうだと言うことをこの作品を通じて感じた。
そしてそれこそがこの物語の核である事が見えてくる。
でも、彼はそこで彼である事をやめないんだよな。
それは素晴らしい。
いったいどこまでぼんくらなんだピーターパーカー。
そんな彼の彼たらしめている部分が結果的にクローズアップされた本作。
さらにここでもう一つの彼のキャラクターを成り立たせている部分がクローズアップされるんだよな。
それがヒーローものの定番である、身バレ。
正直に言ってここにこんな形で踏み込んでくるとはねえ。
念願も叶い、絶望的じゃないか。
楽しみだ。