2025/05/23

「処刑少女の生きる道(バージンロード)10 -異世界人死すべし-」(2025)佐藤真登

決着へ向けての各々の立ち位置と背景が明確になっていき、その上で明かされるハクアから見た世界。
最後まで読むと判るサブタイトルの意味。
まあ、今回ちらっとだけ出てきた我堂蘭の本人格は次巻最終巻でも出てきそうだから彼女側の視点も見られるのかな。
今までの展開だと彼らの形を模した中身の違う模造品派生品達がアカリと共に元の世界へ戻ると言うことになるのかと思っていたけれど、このままだと逆に姿形は原形をとどめていない彼らの精神イコール魂に近い部分が元の世界に戻るということになるのかな。
仕込みだけして最後どこに出てくるのかわからない【光】がどんな形で関わるのか。