2024/08/18

『ミスト』"The Mist" (2007)


(2024/08/17 Amazon prime)

掴みのシャッターの所で何故主人公が一人だけあの時点で必要以上の警戒を見せていたのかで引っかかってしまった。
たぶんあのシャッターの最初のあれにそれだけの恐怖を感じられなかったからかな。
但し、逆に引っかかったのはそこだけで何もかもがうまくいかない所はあの状況じゃしょうがないなとも思うし、特に増長していく彼女はまさにそうなっていくだろうなと思った。
結果として彼らが最悪の状況を鎮めた上で去っていった事で、たぶんあれ以上何も起こらず救助されたんじゃないかな。結果論で言えば能動的に動いていったものだけがという状況だったし。
EDロールの延々となSEは主人公の時間はその後も続いているという事かな。そこで許される訳ではないと。
個人的にはあれを聴いていてお前ら遅いよと思った。まあそれはね、何やりたいかわかってるからそうなんだろうけれど。
なかば繰り返しみたいになるけれどホントに最悪なのは彼女だけだったかなというのが一番上手いなと思った所。
そしてこれは小説であれば十分に怖いけれど、やはり視覚化した事でそれが半減してしまったかなとは思う。
あれらを視覚化したいのは分かるけれど…まあやり過ぎるとホントに上映出来なくなるからな…という意味での落とし所があともう一息。

2024/08/17

「創約とある魔術の禁書目録10」 (2024) 鎌池和馬

 
甦ったアリスとそれが何であったのか。
ある意味学園都市は今までで一番世紀末な状態だったな。
ただしメインはほぼアリス戦。
もはやもう二人の主人公は関われない状態。元々アリスがそうであったからというか既に決まっていた未来というか。
アリスに関してはそこまで残酷で屈折したものだったとは思わなかった。かの魔術師の人非人っぷりはかつて出てきたどの者達も敵わない。
明かされなかったそれはいずれ出てくるのだろうか。
そして、とうとう神話を扱う以上避けられないフェイズに突入。

2024/08/16

義妹生活 7話


少しはモヤモヤが解消するかなと始めたバイトの帰り道で、毎回先輩の話を聴かされる綾瀬さん。
実際には共通の話題が少ないからだろうけれど、それは第三者視点だからこそ分かる話。
という状況が確定となったAパート。
そういった事に今まで免疫が無いという所まで含めて暴露しているので、今までの浅村くん視点強めで観ていたのが一転して綾瀬さん視点強めになる。
そりゃ読売先輩や真綾は既に気づいていてもおかしくない。
プールな話もアパレルな話も最後の台詞に集約される。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』

"Birds of prey: and the fantabulous emanicipation of one Harley Quinn"(2020)

(2024/08/16 Amazon prime)

やはりバットアクションが一番様になるなあ。(not 蝙蝠)
とはいえ、次に出会った時には使わないと来た。
手を変え品を変えホントに飽きさせない。
ハーレイ目線のメタ構造も機能しているし、回想でテンポを崩す事もさせない。Jの使い方も上手い。
ヘイトを溜める為の余計な描写もなしでまさに流れるような。
ある意味平等なのはドクに至るまで。これもハーレイだからこそ。
スーサイドと違って、あれ以上に引っ張らなきゃならない立場になりそうだからと思ってちょっと心配したのだけれどそんなものは杞憂だった。
永遠に転がり続ける。
最後の出し抜きにはやられた。というか完全に油断していた。それでいて帰るべき所には帰るあたりも含めて。
で最後に…切られてやんの。(笑)
ってか知っていたからその名前なのか。

2024/08/15

『スーサイド・スクワッド』 "Suicide Squad"(2016)


(2024/08/15 Amazon prime)

今期、異世界の方を観ている流れで未見だったTheではない方を鑑賞。
個人的にはTheの方が好みそうだったのであちらだけ観たのだけれどこれはこれで面白かった。
キャラクターはこちらの方がよりらしい感じかなとは思うのだけれど、序盤の各キャラ紹介となるパートでダレる。その分その後に余計なインサートの必要はなくて集中できるのだけれど。
このシリーズの魅力は、いかにハーレイを魅力的に描けるかという所かな。あの彼女が決してリーダーシップやそういうものを持っていないにも関わらず、周りを引っ張っている所。それは本作でも堪能できたかな。
だから彼女目線でのハッピーエンドは喜ばしいという所まで。
コウモリや赤い奴が出てくるのは嬉しい。
タイミング的にはあの頃か。
だからこその彼女達なのだけれど。

『ツイスター』"Twister"(1996)

(2024/08/15 Amazon prime)

やはりヤン・デ・ボンの絵はワクワクするなあ。
自然のメタファーでもあるアレを自然に置き換えてと見てみれば、これほどらしいものはない。
このひたすら平坦なロケーションを活かしきった奴の行動に身を任せるのみというのは初見の時と変わらない。
序盤のなんとか気づかない振りをしたがるジョーの人間臭さに最初は少々イラッとはくるけれど、それでもある意味曲げない部分とか素直な所に周りが皆惹かれたのかなあなんて事がわかってくる過程が好き。

デリコズ・ナーサリー 2話

デリコズ・ナーサリー 2話
一番子供が見えていない見ていないのがダリというのが肝なのかな。そしてその自覚も皆無。
故に心も乱されない。
ディーノは近いけれど、テオドールを自己投影している分まだ近い。目の端に入っているからこその台詞。
まあだからと言って適切かと言えば実は4人ともそうではない。

【推しの子】18話


前回を前奏曲としてのあかね回とそれを通したかなのターンの前振り。
そりゃアクアとのあの一件の後じゃそうもなるわなという所から変態性の片鱗を見せ開花していくあかね。
そしてそれをアクアの贖罪にも繋げる?
ほんとに話の組み立て方上手いよな。

2024/08/14

『遊星からの物体X』"The Thing"(1982)

(2024/08/14 Amazon prime)
モリコーネのドキュメンタリーを観た後で無性に観たくなったが、悩んだ末に、取り上げられなかった本作を鑑賞。
いつ以来だ?
そして今回は本編を観た後に答え合わせで10曲中4曲が本編未使用のサントラまででのワンセット。
まあサントラはモリコーネだよなあというものでこれを聴くと確かに物足りなさは出てくるかも。割と現代音楽的に感じるカーペンター曲より…と比較してはいけないか。
逆にカーペンターの魅力のひとつはダークスターから延々と続くある種の手作り感だものな。
未使用曲にカーペンター曲っぽいものがあった。未使用曲は完成した本編では使い所ないかなと思うものの曲として刺激されるものではあった。このモチーフは、とか、意図が明確とか。
で、本編。
リマスター版観たのは初めてかな。
シーンシーンは覚えているけれど誰がどうとかはなんとなくしか覚えていなかった。
なので素直に、如何に人を騙し欺くのに長けていたかが分かっていくに連れホント賢いよなあと思った。
結局ちゃんと描写してるものだけなのに、その延長線上でもしかしてと思わせてくるんだもの。意味ありげなショットは実は別な理由であったりとか。
それを考えると最後の二人に対する回答はそうなのかなとは思う。そもそも…とここで言うと誤解を招くのでやめておこう。
まあそのうえであのラストは良いなあと。
だからこそ本作が好きな理由の一つでもある。

『モリコーネ 映画が恋した音楽家』"Ennio"(2021)

(2024/08/14 Movie Plus放送版)

やはりあれは「皆殺しの歌」がオーダーだったんだ。
予想に反しての映画音楽に関わるまでで既にお腹いっぱい。というかこれって今の商業音楽の一番の根っこじゃないか。まさかここまでとは。
『シシリアン』久々に聴いたがやはり綺麗だよなあ。観たくなった。
まあ観たくなるものと言えばほぼすべてだけれど。
Once upon a time...の冒頭シークエンスとCCの登場シークエンス両方取り上げてるのはやはり嬉しい。
もう一つのOnce upon a time...もパンフルートの話から入るのも良いなあ。
そして『ミッション』。あの曲へと至る過程から最後にそこに行き着くまで。
そこからも『ヘイトフル・エイト』に至るまでの数々のエピソードが延々と語られていく中で流れる音楽の洪水。
話は戻って60年代から70年代に至るまでの数々の主にイタリア映画の量と今見るからこその目新しさというか何というか。自らの無知さ加減を思い知らされる。
EDロールにてクレジットされる数多の作品とそれらほぼすべてに連なるMusic by Ennio Moriconeの文字の心地良さ。
ひたすら圧倒されるばかりの作品でした。
さあて、何観ようか。